このミスベスト10、2009年版3位。何十年かにわたって2件の殺人事件が起きて、それとはあんまり関係なく話が進んでいく。ほいで、間をおいて事件が解決していくんだけど、仕掛けが大がかりな割にはなんだか説得力に欠ける展開だし、あんまり意外性も感じられず、えらい切れが悪い小説だなと思いながら読み進めてやっとこさ最終版を迎える。で、最後にあっと言わせるオチがあるんだけど、この落ちのためだけに延々盛り上がらない話を読ませられるのはちとつらい。
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- 感想投稿日 : 2015年10月26日
- 読了日 : 2015年10月26日
- 本棚登録日 : 2015年10月10日
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