「ナポレオン狂」をおそらくライブで読んで以来の…
1979年に直木賞を受賞した「ナポレオン狂」をおそらくライブで読んで以来の長いながいお付き合いです。透明のソフトカバーがかかった本だったような気がします。
仕事で「創造」という言葉にかかわりを持つようになり、「創造」と名のつくこの冊子を選んだところ、なんとびっくり、阿刀田さんの新書でした。自身の頭の中やアイデアノートの中に「何かごちゃごちゃしたところ」を溜めておいて、そのアイデアの井戸から新しいものを紡ぎだす彼の方法について、いささか文学的に述べられています。もしかしたらこれは科学ではないのかもしれません。でも、ワタシ自身の発想法に照らしてもうなずけるところの多い冊子でした。
阿刀田さんはやっぱりショートショート!これは、春はあけぼのと同じくらいつくづきしいと思います。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年12月10日
- 読了日 : 2014年12月9日
- 本棚登録日 : 2014年12月10日
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