Bitcoin/Blockchainの某勉強会があまりにxxすぎたので自分で勉強するとこに。少々古いが、新しめの話はネットでおさえつつということで。
本書はビットコインを極めて革命的なブレイクスルーとしてみているけど、個人的には本当にそうか?という印象。技術的にも思想的にも面白いのはみとめるけど、破壊的な変革をもたらすというよりは優れた要素技術として既存の金融システムに取り込まれていくという程度の漸進的なシナリオのほうがありそうに思う。
あと、やっぱりビットコインで劇的にコストが下がるってのがいまだに良くわかんない。確かに、明示され内部化されたコストについてビットコインに大きな優位があるというのはわからんでもない。でも、明示されない、あるいは、内部化されないコストも含めた総和で考えたときにほんとに優位かっつうとどの文献も歯切れが悪い。直感的にも外部性著しい感じがするんだが。そこんとこがわからないと、どうにも腹落ちできないよなあ。
9
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
経済/経営/ビジネス
- 感想投稿日 : 2016年3月28日
- 読了日 : 2016年3月28日
- 本棚登録日 : 2016年3月28日
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