著者のイタリア人の夫の親族について詳しく、イタリア人の普段の生活に親しみを感じます。トリエステという町は、イタリアとユーゴの国境の町として有名でしたが、トリエステの坂を歩くとき、昔、母親に連れられて歩いた神戸の町を思い出すというところに少女時代の影を感じますが、それを除くと、大人の女性(未亡人)として、ミラノの親族を中心に描かれたエッセイ集になります。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2013年8月17日
- 読了日 : 2009年12月2日
- 本棚登録日 : 2013年8月17日
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