ロボットとして生み出されながら、回路のバグにより感情を持つようになったアンドリュー。人間のことを学び続けていき、次第にその存在に憧れを抱くようになる。
アンドリューが人間とロボットとの違いを克服する過程、人間とは何なのかという本質が浮き彫りになっていく。
他ならぬ人間賛歌の物語であり、改めて人として生きることの奥深さを感じさせられる。
余計な悪役などは出てこない。ただ、優しく時間の流れに身を委ねているようなストーリー展開が素晴らしかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2011年12月26日
- 読了日 : 2011年12月26日
- 本棚登録日 : 2011年12月26日
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