特捜部Q ―カルテ番号64―

  • 早川書房 (2013年5月10日発売)
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特捜部Q シリーズの第4弾。主人公の警部補カール、助手のアサドとローセが、23年前におきたある失踪事件の再捜査に取りかかる。平行してニーデの過去や、「明確なる一線」の党首クアト・ヴァズの現在が描かれ、それぞれが絡み合って、真実が明らかになっていく。党首で差別主義のヴァズは本当に嫌な男だけど、ニーデももっと自分で何とかならなかったのか・・・と、歯がゆい気持ちになる。作中ニーデが送られる女子収容所やそこで行われていた事は裏付けが取れている事実と言うことにも衝撃を受ける。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年5月4日
読了日 : 2016年5月4日
本棚登録日 : 2016年5月4日

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