特捜部Q シリーズの第4弾。主人公の警部補カール、助手のアサドとローセが、23年前におきたある失踪事件の再捜査に取りかかる。平行してニーデの過去や、「明確なる一線」の党首クアト・ヴァズの現在が描かれ、それぞれが絡み合って、真実が明らかになっていく。党首で差別主義のヴァズは本当に嫌な男だけど、ニーデももっと自分で何とかならなかったのか・・・と、歯がゆい気持ちになる。作中ニーデが送られる女子収容所やそこで行われていた事は裏付けが取れている事実と言うことにも衝撃を受ける。
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- 感想投稿日 : 2016年5月4日
- 読了日 : 2016年5月4日
- 本棚登録日 : 2016年5月4日
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