ガラシャ

著者 :
  • 新潮社 (2010年11月1日発売)
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本棚登録 : 581
感想 : 93
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信仰を得るまでの玉子は、周りの人に運命を翻弄されている感じでしたが、信仰を得てからは一本芯が通った動じない女性になったようです。
これほどまでに、入り込めるのはなんだかうらやましくさえあります。
しかし、このようなつらい時代何かすがるものがなければ、女性たちはつらくてやっていかれなかったのではないでしょうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ:   ま行
感想投稿日 : 2012年12月23日
読了日 : 2012年12月23日
本棚登録日 : 2012年12月23日

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コメント 2件

kuroayameさんのコメント
2012/12/27

一時期歴史ものの小説にはまっていて、三浦綾子さんのがらしゃの本もとても面白かったです。
それぞれに描くがらしゃの違いを比較できたりするので、機会がございましたら是非宮本さんがらしゃを読んでみたいです♪。
素敵なレビューを拝見させていただきありがとうございました★。

koshian-sakuraさんのコメント
2012/12/27

コメントありがとうございます。三浦綾子さんもガラシャを題材にした小説があるんですね。今度ぜひ読んでみたいです。

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