『ぼくらのご飯はあしたで待ってる』以来の瀬尾まいこ作品、最新刊。
中学生の対抗駅伝にまつわる物語。
それぞれ一区から六区までの区間を走る生徒たちの心情を区別の個人視点で、襷をつなぐように描かれている。
様々な悩みを抱えつつ、中学最後の駅伝に挑む生徒たち。
全体的に、これまで私が読んできた瀬尾さん独特の、楽しくも微笑ましい笑いの表現に、やや物足りなさを覚えた。
子どもたちの一所懸命さは伝わってくるが、物語自体の起承転結も盛り上がりに少し欠けた印象。
琴線に響いてくる部分があまり多くなかったような……。
そんなわけで、今回は星三つ、とさせていただきます。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
瀬尾 まいこ
- 感想投稿日 : 2012年11月8日
- 読了日 : 2012年11月8日
- 本棚登録日 : 2012年10月31日
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コメント 1件
あいさんのコメント
2016/01/14