あと少し、もう少し

著者 :
  • 新潮社 (2012年10月22日発売)
4.10
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本棚登録 : 2492
感想 : 414
3

『ぼくらのご飯はあしたで待ってる』以来の瀬尾まいこ作品、最新刊。
中学生の対抗駅伝にまつわる物語。
それぞれ一区から六区までの区間を走る生徒たちの心情を区別の個人視点で、襷をつなぐように描かれている。
様々な悩みを抱えつつ、中学最後の駅伝に挑む生徒たち。
全体的に、これまで私が読んできた瀬尾さん独特の、楽しくも微笑ましい笑いの表現に、やや物足りなさを覚えた。
子どもたちの一所懸命さは伝わってくるが、物語自体の起承転結も盛り上がりに少し欠けた印象。
琴線に響いてくる部分があまり多くなかったような……。

そんなわけで、今回は星三つ、とさせていただきます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 瀬尾 まいこ
感想投稿日 : 2012年11月8日
読了日 : 2012年11月8日
本棚登録日 : 2012年10月31日

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コメント 1件

あいさんのコメント
2016/01/14

koshoujiさんへ

まずはフォローとたくさんのいいね!とコメントありがとうございました(^-^)/
koshoujiさんは本当にたくさんの本を読んでいるのですね。
私ものんびりとkoshoujiさんの本棚を見させてくださいね。楽しみにしてます(^-^)/

瀬尾さんの作品の中ではこの「あと少し、もう少し」が1番好きです。
これで駅伝に興味を持って、次に三浦しをんさんの「風が強く吹いている」を読んで今年の箱根駅伝が楽しめました(笑)
瀬尾作品では「戸村飯店青春100連発」も大好きです。
なぜか優しく心に残る作品でした。
koshoujiさんは読んでいるでしょうか?
あとで確認に行こう!

うさこさんのところでは、優しい言葉ありがとうございました。
幼稚な感想しか書けませんがこちらこそこれからもよろしくお願いしますm(*_ _)m

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