ナモナキラクエン

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年9月1日発売)
3.60
  • (31)
  • (93)
  • (104)
  • (8)
  • (2)
本棚登録 : 509
感想 : 100
2

母親の違う4人の兄弟が、父の死をきっかけに生みの母を訪ねる話。
母親が自分たちを捨てた理由を探すミステリーなのか家族愛な主眼を置いた感動ものなのか、ちょっと軸がブレているように感じた。
小路さんの作品はいつも穏やかで柳のようにしなやかな男性と、芯の強い神秘的で美しい女性しか出てこなくて、綺麗なお話なんだけどあんまり心に残らない。
読後感は良いしさらっと読めるのでぱぱっと読むにはいいかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年1月1日
読了日 : 2016年1月1日
本棚登録日 : 2015年12月26日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする