母親の違う4人の兄弟が、父の死をきっかけに生みの母を訪ねる話。
母親が自分たちを捨てた理由を探すミステリーなのか家族愛な主眼を置いた感動ものなのか、ちょっと軸がブレているように感じた。
小路さんの作品はいつも穏やかで柳のようにしなやかな男性と、芯の強い神秘的で美しい女性しか出てこなくて、綺麗なお話なんだけどあんまり心に残らない。
読後感は良いしさらっと読めるのでぱぱっと読むにはいいかな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年1月1日
- 読了日 : 2016年1月1日
- 本棚登録日 : 2015年12月26日
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