永遠の片想い?…違う。一見通じ合っているはずの男女の熱の矛先が、微妙に、多分決定的にずれている感じ。恋愛って、そういうものなのかもしれないけど。
人へ向ける好意は双方向的であって欲しいのに、きっとベクトルがぴったり重なることはありえないんだろう。もの凄く、不安になる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
井上荒野
- 感想投稿日 : 2012年9月9日
- 読了日 : 2002年1月10日
- 本棚登録日 : 2002年1月10日
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