印象派という革命

著者 :
  • 集英社 (2012年1月26日発売)
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本棚登録 : 143
感想 : 21
4

なかなかよかったと思います。
私も印象派の絵画は大好きな部類の絵ですが。
なぜ日本人は印象派が好きなのかという解説の序章から
フランス近代絵画に至るまでの歴史と流れ、
特にアカデミーとサロンの成り立ち、またその特性
の解説を簡潔に整理してあり、ここまでがベースとして
の内容があり。そのあと各画家についての解説という
流れと配分がなかなかいいと思います。この本1冊で
大枠の流れがよくわかる本の構成になっていると
思います。

エドワードマネから
クロードモネ。ルノワール。エドガードガ。
ベルトモリゾ。メアリーカサット
と印象派の主たる、みんな繋がっている仲間の画家
の解説(作品・歴史・考え方・関係性など)と、
巻頭にそこでの作品のカラー口絵があって非常に
分かりやすいと思います。
ここにセザンヌがあればなあと思ったりしますが。。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 最近読んだ本
感想投稿日 : 2015年10月6日
読了日 : 2015年10月6日
本棚登録日 : 2015年9月21日

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