古事記 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集01)

著者 :
  • 河出書房新社 (2014年11月14日発売)
3.70
  • (28)
  • (45)
  • (49)
  • (6)
  • (2)
本棚登録 : 925
感想 : 61
5

面白い。。
古事記に関しては以前にこの本の解題として最後に
書かれている三浦佑之氏の書籍いらいですが。現代語訳
とはいえ、古事記をそのまま読めたことが、面白いと
思いました。
日本の神様はとっても人間臭いというか?ぶっとんでいて、天皇は女性ばかり追い求めていて。。
簡単に敵をほろぼしてしまうし。。でもその敗れた側
に対してのシンパシーを感じているところとか
とても面白く。やはり日本って、西洋・中国とは違うなあと思います。

また、この池澤直樹氏の個人編集とされる日本文学全集
は今後の配本を見ると、古典なり名作が現代語訳などで
、現代の著作者によって復活するというもので、
わくわくするものが多く。これは読みたいと思います。

たとえば。。
折口信夫の万葉集。江国香織の更級日記。
角田光代の源氏物語。内田樹の徒然草
いとうせいこうの曽根崎心中
とかとか。。。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 最近読んだ本
感想投稿日 : 2015年1月31日
読了日 : 2015年1月31日
本棚登録日 : 2015年1月17日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする