このところめっきり記憶力が弱くなった自分のための覚書ですので、レビューがレビューになっておりません。よろしくご了承のほど。
こうじえんさん
藤原 伊織
講談社 (2001年06月15日)
2008
短編集。 中でも、ほんの数ページの短さの 「トマト」が変てこで印象に残りました。
乙川 優三郎
新潮社 (2007年09月28日)
この作者の書く武家ものが好きなのですが、 市井ものは初めて読みました。 銚子を舞台にしたこの連作小説では、 色々な思いを抱えた人々の様子が描かれています。 登場人物に合わせて、海も表情を変えるのが面白い。
藤沢 周平
講談社 (2005年01月14日)
ふとしたことから押し込みに誘われた男達の物語。 それぞれのたどる運命がどれも悲しい。 舞台を現代に変えて、そのままドラマ化できそうです。
内田 百けん
筑摩書房 (2002年11月)
題名からして、腹が立った時の事を書き連ねたものかと思いきや、 鉄道関連の随筆集でした。 各文の冒頭に著作年を記しておいてくれれば、 その当時の風景などあれこれ想像できて良いのにな。
筑摩書房 (2003年03月)
教員時代の思い出、 交流していた人物についての回想、 どれも平易な文章の中に チラッとのぞく茶目っ気が面白い。
塩野 七生
新潮社 (1991年06月)
スペインの態度にいらいら。 三部作通して読めば、 確実に地中海へ行きたくなります。
新潮社 (1991年05月)
数で攻めるトルコ、設備で守る騎士団。 読みながら表紙の絵を何度も見返してしまいました。
喜国 雅彦
双葉社 (2007年10月)
前作に変わらずトバシてます。 古書トレーディングカードを作ったり アンソロジーを編んでみたり。 読んでいると自分もやってみたくなりますが、 誘惑に負けちゃダメだ私!
堀田 善衛
筑摩書房 (1996年06月)
手に取る前はお堅い本かと思っていたら、 著者自身も言うように 「平安時代の週刊誌」のよう。 日記の部分を声に出して読むと、気分倍増。
伊坂 幸太郎
講談社 (2007年05月15日)
自分勝手な理屈をこねる陣内を軸にして、 様々な出来事をすっきり描く。 読後の爽快感はいつもの通り。
恩田 陸
角川書店 (2004年01月)
いつでも軽く読めてしまうこの人の作品は、 何といっても人物描写が楽しい。 登場人物が多いこの作品ならなおさら。 米原万里の解説もマル。
宮部 みゆき
講談社 (2004年04月15日)
読み始めは連作かと少しがっかりしていたところ、後半から全てが一つの事件に収束していって満足。
重松 清
角川書店 (2005年05月25日)
だめだ、私の好みから完全に外れた。上手いなぁ上手いなぁと思いつつも「読む楽しみ」が感じられませんでした。
吉田 秋生
白泉社 (1994年12月)
この作品、無音の空間を平面上に見事に創り出しています。一つには吉田秋生の、ワンショットを切り出し繋げるような表現に負うところが大きいのでしょうが、いずれにせよこのテーマにはぴったりの雰囲気。
町田 康
文藝春秋 (2002年05月)
当時の若者がいかにも若者らしい(と読み手が思うような)日々を送る様子をくだけた文章で書くだけなら、そんなに珍しくもないところ、読後に一抹のやり切れなさとか言いようの無い気だるさとかを感じさせてしまうのがすごいと思います。
いしい しんじ
新潮社 (2006年03月)
そのままならホワワとした恋愛童話になるところ、不思議な挿絵とあいまっていかにも「いしいしんじ」という感じになっています。
文藝春秋 (2007年12月06日)
一定のクオリティを保つ、つまり「安心して読める本」を出し続けるというのはすごい事。この人の書く子供は、いつも賢くてちょっとませてて、たまらなく可愛い。
楡 周平
角川書店 (2006年08月)
夜の銀座を舞台に展開される騙し騙され劇。の割には分かりやすい落ちで、ちょっと拍子抜けしました。
筒井 康隆
新潮社 (1978年05月)
コケにしてんのかこのやろ、と笑いながら言える本は、実は少ないと思います。私にとって、筒井康隆の作品はもれなくそんな存在です。
パオロ・マッツァリーノ
筑摩書房 (2007年02月06日)
最初はお笑いか演劇系の人が書いた、ありがちな「ユーモア推奨本」かと思いきや…何モノだこの著者は。
有元 葉子
新潮社 (2006年11月)
レシピに関していえば、過去の料理本に自らの思い出を文章で加えただけ、という印象が否めません。ただ、家事はじめ生活全般に対する著者の姿勢を知りたい、という人には良いかと。
吉野 朔実
小学館 (2002年02月)
吉野朔実の描く恋愛はネトネトしていなくて好きだ。
小学館 (1995年02月)
この著者の学園ものは『櫻の園』といい、今読んでるのはもしや文学じゃないのか、なんて思ってしまう事が時々あります。
市東 亮子
秋田書店 (2000年05月)
とんでもなく長くなってもいいから、伏線回収して本当に「完結」して欲しいと心の底から思います。今読んでも面白すぎます。
海堂 尊
宝島社 (2007年11月10日)
「このミス」大賞シリーズは、時々台詞回しや文章のぎこちなさに読む勢いをそがれる事があるのですが、これはあまり気になりませんでした。男性のキャラクターが特に際立っていて、シリーズ続編にも興味がわきます。
京極 夏彦
講談社 (2001年09月06日)
長時間の移動にはうってつけの特厚文庫。謎解きよりも禅の歴史に関する薀蓄が面白かったです。
中 勘助
岩波書店 (1999年05月17日)
2007
くすぐったくなる程の叙情的かつ繊細な文章が素晴らしい。これはもう少女漫画の世界。
夏目 漱石
新潮社 (1985年09月15日)
久しぶりに読んで驚いたのは、登場人物やら社会の様子やらが今とそっくり同じ。新しい自由の中の閉塞感や人々の焦りが切実さをもって迫ってきます。まさに「今」読んでよかったと思える本です。
柳田 国男
新潮社 (1983年06月)
柳田といえば遠野物語(というのは短絡的ですが…)。あの不気味さ、土くささはありませんが、昔話のシュールさは十分に味わえます。
司馬 遼太郎
新潮社 (1978年11月)
短編集は旅行のお供に。表題作は伊達政宗が詠んだ詩から、彼の生涯をたどったものです。某国営放送の影響か、大河のキャスティングで読んでしまった。
佐藤雅彦
ポニーキャニオン (2007年04月18日)
歌でなごみました…。
平岩 弓枝
文藝春秋 (2007年04月)
毎度のことですが、落としどころがうまいなー。
有吉 佐和子
新潮社 (1983年03月)
のっけから語られる主人公の死。果たしてその女は悪女だったのか否か。判断は読者にゆだねられる。
高村 薫
講談社 (2006年08月12日)
全面改稿で有名な著者、おかげで文庫化まで待たされました(12年だそうです)。ただ、刊行当時の感想と現在の感想が全く違う事実に、その年月の長さを実感します。哀しい哀しいお話です。
講談社 (1999年09月08日)
不気味さはシリーズ中ぴかイチなのではないかと。
ローラ・インガルス・ワイルダー こだま ともこ
講談社 (1988年11月15日)
小さい頃、赤毛のアンよりも好きだったのは、ご飯がおいしそうだったのと、大工仕事の描写が好きだったからです。改めて読んでみると、宗教色けっこう強いなぁ…
ステファノ・フォン ロー トロステン クロケンブリンク
新風舎 (2006年11月)
文庫ではありませんが…ちいさい「っ」が、自分はいらない子だと思って姿を消す。すると人間の世界ではさあ大変…。これは、子供に対する教育効果云々はひとまず置いておいて、まずは文字の擬人化と性格づけの上手さ、それに付随する言葉あそびの部分を楽しみたいです。
三浦 しをん
新潮社 (2005年03月)
エッセイを読むに、作者自身の体験も織り込まれている(…のかな?)ような筋立て。しかし一歩引いて冷静に、時に自嘲気味に、しかし否定はせず書かれたような文章がいい。
新潮社 (2006年06月)
軽さ抑え目。しかし、だからこそ登場人物の性格が際立っている。この人の作品の、途中の重苦しい空気から、さっと開ける最後の展開が好き。
東京創元社 (2006年12月21日)
伊坂作品に出てくる悪人(悪党にあらず)は徹底的に「悪人」で、それがまた小理屈をこねるので憎らしさ倍増。今回の場合も同情の余地なし。ラスト、悲しいながらも前には光。
横溝 正史
角川書店 (1972年06月)
レトロさ加減がたまらない。幼少の頃は「横溝はグロい」と吹き込まれ読んでいませんでしたが、これは良い。全集ほしいかも。
山崎 豊子
新潮社 (1970年05月)
上中下巻一気に読みました。 書評等でも作者の取材力は評価されており、それは確かにおもしろいと思うのですが、説明調で演技過多な科白のおかげで登場人物に共感を抱くには至りませんでした。
新潮社 (2005年07月)
奇妙な人ばかり出てくる、少し不思議な物語。 救いがあるのが救いです。
R・D・ウィングフィールド 芹澤 恵
東京創元社 (2001年06月08日)
長編三本目ですが、いずれも期待を裏切らない面白さです。ここ数年で読んだ海外ミステリでは文句なく一番のお気に入り。
ポニーキャニオン (2006年12月01日)
時間は短いものの、満足度特大。将来子供ができたら一緒に歌うぞ作るぞ!
大和 和紀
講談社 (2001年07月31日)
よみがえる受験勉強の日々!(笑) 古典でいて少女マンガ、歯が浮くセリフ満載です。
新潮社 (2006年12月)
宮部みゆきの歴史もの長編=霊視もの、になっているような…好きだからいいんですが。
京極 夏彦 笠井 潔
講談社 (1998年09月14日)
京極堂シリーズはノベルスやら文庫やら読み散らし、そろそろ何がなんだか分からなくなってきましたので、文庫でイチから読み直そうと。第一作は久々ですが、この頃はまだ登場人物がまだ普通っぽいです。
山本 一力
文藝春秋 (2005年04月)
うーん…この人の作品、落としどころがワンパターン気味なのが惜しいです。短編ならなおさら気になる。
角川書店 (2005年02月24日)
誰かドラマにしてぇー(もうなってるのか、もしかして)。時代劇好きな私にはたまらないです。
講談社 (2006年09月16日)
ちょっと謎ときが簡単だったかなーと。それにしても重いです。分冊版買うべきだったかしら…
島田 洋七
徳間書店 (2004年01月)
最後が漫才師らしい、しかしほろっとくる「オチ」でした。単にお涙頂戴ではないところが良い。
池田 理代子
集英社 (1994年12月01日)
まとめ買いその1。読むたびに「泣ける」度が上がっていくような。年のせいですか。
石川 雅之
講談社 (2005年05月23日)
4巻まで読みました。ストーリーをどう発展させていくかが楽しみ。オリゼーらぶ。
文藝春秋 (1989年03月)
2006
物語の本筋よりも風景描写の美しさに目がいってしまう。頭の中で、鳥の声や小川のせせらぎ、子供の遊ぶ声まで聞こえてきそうな細やかな表現は藤沢ならでは。
荻原 浩
双葉社 (2002年10月)
ハードボイルドに見せかけたユーモアかと思いきや、ベッタベタの人情ものともいえる。「いい話だなー」とは思うけれど、良くも悪くもアクが強くないので、後々まで記憶に残るかというと疑問。
舞城 王太郎
新潮社 (2005年04月)
読後、ページに指をはさみながらもう一度確認作業。表紙イラストが「上手い」です。
高山 なおみ
筑摩書房 (2005年03月)
文章だけで「これ作ってみたい!」と思わせるのがすごい。スパイスを使う面白さもこの本から学びました。
池波 正太郎
新潮社 (2002年09月)
もう何度も読んでいるので今さらですが…司馬ほど「マジメ」でなく、山周より切なくない、全てにわたる「ちょっぴり」加減がたまらなく好きです。
物語の舞台や登場人物の設定が何とも漫画。頭の中にアニメ版だったらこう、実写ならこう、という場面がイヤでも浮かびます。
新潮社 (2003年06月)
写真でごはん二杯はいけます(作れよ…)。
杉浦 日向子
こちらは入門編ぐらいの内容。豆知識としてはいいかも。
小池 真理子
角川書店 (2005年09月22日)
背中がかゆい… やっぱり恋愛小説は向かない〜。
筑摩書房 (1994年12月)
もうこの人の新刊は読めないんだなーと思うと、寂しい。時代劇好きな自分には心躍る内容です。
浅田 次郎
集英社 (2001年11月20日)
文字通りの大団円。新田節に泣ける〜。
集英社 (2001年09月20日)
前2作と比べるとインパクトは弱いけれど、 映像化するなら一番きれいだろうと思う。
光文社 (2000年10月)
あたかも初期の稲葉の歌詞のごとく(←分かりにくい例え)、この頃はまだメーター振り切っていないかも。
集英社 (2001年07月19日)
「夏」に負けない程、話に力があります。ミカがかわいい。
集英社 (2001年06月20日)
勧められる事数回、興味も十分、なのに何故かまだ手を出していない本ってありますよね? …とうとう読んでしまった…
新潮社 (2006年07月)
仁丹からW杯まで。
双葉社 (2005年01月)
読むのも買うのも眺めるのも、丸ごと「本」が好きなら必ず楽しい、そんな本。
新井 素子
講談社 (1983年10月11日)
セーラー服の頃、続けざまに読んだ新井素子ですが、何故かこれだけは未読でした。懐かしさで星4つ。
松本 清張
文藝春秋 (2004年08月)
将軍の世継争いに名を借りた側近と大奥の権力闘争。目の前に絢爛な着物の柄が乱れ散るような気分になります。
森 博嗣
講談社 (2002年07月16日)
Vシリーズ第一弾。森博嗣は何しろ『F』のインパクトが強すぎる。(でも自分はこのシリーズの方が好き)
槇山 栄次
新風舎 (2005年08月)
相手の国の情報もほとんど無い。行ったら行ったで、日本とは連絡が早々つかない。元気なときはいいけれど、一度落ち込むとつらかっただろうな…
三浦 しをん 羽海野 チカ
新書館 (2003年11月07日)
このオタクっぷり…たまらん。
文藝春秋 (2004年09月)
読めば豆腐が食べたくなる。そして発作的に作ってしまう。大豆の匂いに幸せを感じつつ再読、そんな本です。
高樹 のぶ子
新潮社 (2004年11月)
謎としてはダ・ヴィンチよりも面白いと思ってしまったのは、自分が旧東欧圏に住んでいるからかも。不覚にも下巻のルーマニア革命の描写で涙が出そうになったので、星4つ。
手塚 治虫
講談社 (1995年11月10日)
1・2巻まとめ読みしましたが… うああああぁぁぁぁ!! 続きが読みたい〜〜〜!!!
(2004年12月14日)
ストーリーはあってないような(失礼)ものですが、何しろ畳み掛け追い越す勢いの筆致がたまりません。
東野 圭吾
集英社 (2002年05月17日)
どこか『火車』を思い出させるぞ、と思ったのは私だけでしょうか。昔はカセットテープがコンピュータの記憶媒体だったのですね…
祥伝社 (2006年02月)
伊坂作品には「こんな台詞まわし実際にするヤツいるかー!」てな人物がわんさか登場するが、本当にいたら惚れるかもしれない。(いや、うっとうしいかな?どうだろう)
東京創元社 (1997年10月)
フロスト警部第二弾。 警部の今回の相棒にはちょっと萌えるものがあります。こうじえんの脳内イメージはゲイリー・オールドマン。
R.D ウィングフィールド R.D. Wingfield
東京創元社 (1994年09月)
フロスト警部は下品で下世話、しかしどうしようもなく「人間」。 複数の事件が同時進行するスピード感はさすが元脚本家。
ダン・ブラウン 越前 敏弥
角川書店 (2006年03月10日)
確かにおもしろい(んではないか)と思います。 しかしキリスト教圏にいない自分には、このテーマが重大なものとして見えてこないので、いまいちお腹に「ずしん」と来るものがありませんでした。
文藝春秋 (2003年08月)
湯川助教授第二弾。 文系のこうじえんにとっては、「夢想る=ゆめみる」「絞殺る=しめる」という読ませ方がたまらないのですよ。
文藝春秋 (2002年02月10日)
湯川助教授第一弾。 文系のこうじえんにとっては、謎を解く方だけでなく、こんなトリックを考え出す犯人にも頭が下がるですよ。
斎藤 美奈子
文藝春秋 (2001年12月)
通常硬い言葉で書かれがちな「批評」を口語体でテンポよく進めていくところに彼女のおもしろさがあると、私は勝手に思っている。 それにしても、これを読むと、叩かれている(?)本をかえって手にとってみたくなるのでは。
米原 万里
新潮社 (1999年12月)
彼女の本を読むといつも、今住むところに自分がいる意味、というのを考えさせられる。 文化的許容範囲を広げようと言うのは簡単、でも実際は… 精進します。
小林 恭二
角川春樹事務所 (1999年11月)
東京に出現した巨大テーマパーク、「ゼウスガーデン」の興亡。 こういう大マジメな大バカ、大好き。
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