ログイン
ようこそ、ゲストさん 新規登録
twitter,facebook,mixiでもログインできるようになりました

無敵看板娘 17 (少年チャンピオン・コミックス)についての古柳アキさんのレビュー


雑多な本棚。»

アキさんは雑食なのです。

レビュー by 古柳アキさん

マンガ   読み終わった  読了日 : 2011年01月05日  5  登録日: 2011年01月05日

佐渡川準先生の初連載作であるギャグ漫画。
そしてこの後の作品を読んでから、あらためて読み返すと”基礎がしっかりしているマンガ家はどんなものを描かせても上手い”ということを改めて認識させられる初連載作。


まずこの「無敵看板娘」という作品のどこが優れているのか、特徴的なのかというのは”全17巻のギャグ漫画において主要キャラは10人””きちんと起承転結がある”という二点。
17巻続いたギャグ漫画において10人は少ないです。
しかもそのひとりは犬(実際は9人と1匹)です。
どうしてもギャグ漫画はマンネリ回避で新キャラを投入していきがちなのですが、この「無敵看板娘」は”どのキャラクターを組み合わせてもきちんとエピソードが作れる”というところまでキャラクター同士の関係性をはっきりと積み上げていく方法で新キャラ投入を回避するという腕を見せています。
”作中の人間関係をきちんと描く”というのは漫画の基礎ですが、そこをしっかりと出来るかどうかはマンガ家の腕の見せ所。
1話完結形式のギャグを週間連載で全17巻。
それを10人でやってのけたっていうのは、なかなかに凄いです。


そして。
きちんと起承転結があるというところ。
ギャグ漫画においてきちんと起承転結がある。
これですね。
もう少し突き詰めた言い方をすると「ネタがしっかりしてる」ということなんですよ。
ストーリーできちんと笑わせて、オチまでしっかりつけているという。
そういうことですね。
これもホントに基礎の基礎ですけれど、こういうところをきちんとしてるマンガ家は当然ながらその作品も面白いし、上手いんですよね。やっぱり。


このギャグ漫画である初連載作「無敵看板娘」に続いて、ボーイミーツガールのファンタジー作「PUNISHER」
そして元不良少年が恋したことをきっかけに空手に打ち込んでいく姿を描いた「ハンザスカイ」と、連載ごとに全く毛色の違うジャンルを発表しているのですが、本当に上手いマンガ家さんです。
大好きですね。 レビュー登録日 : 2011年01月05日


コメント

コメントをする場合は、ログインしてください。

まだコメントはありません。

引用

  • 登録されていません。

古柳アキさん  この本棚のフィード(RSS)

登録アイテム数:
41
レビュー数:
41件»
/ レビュー率: 100.0%
コメントされた数:
0件
お気に入りしたレビュー:
0件»
お気に入りされたレビュー:
1件»
フォローしている:
8人»
フォローされている:
10人»
  • 新規登録・ブクログについて
  • ブクログの特集まとめページ
  • ブクログ公式Twitterをフォローしよう
  • ブクログ公式facebookページ
  • ブクログのiPhone・Androidアプリ