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君の名残を (下) (宝島社文庫 (488))についてのめるさんのレビュー


魔法の書庫»

一生忘れられない、運命の本を見つけること、 見つけ続けること。それが読書をする理由◎ 心を揺らす本との出会いは、最高の喜びだ!!

レビュー by めるさん

 未設定  読み終わった  読了日 : 2011年07月26日  5  登録日: 2011年07月26日

喉の奥が痛くなるくらい、感情的になった。
幼なじみの友恵、武蔵が、
源平時代にタイムスリップして巴、武蔵坊弁慶って言う敵同士になってしまうとこが運命の定めは酷じゃなって思う。
800年前の未来を生きて歴史を知った2人がタイムスリップして、自分が巴、武蔵坊弁慶って気づいて、運命を変えてやろうって必死にもがくところが苦しくて仕方なかった。
最後の友恵(巴)と武蔵(弁慶)の場面で、
ひょっとしたら本当の歴史上でも、こっちの世界の友恵と武蔵が800年前にタイムスリップしとったんぢゃない?って思うくらい、現実味のある最後だった。
巴と武蔵坊弁慶が強いのは、800年の磨きをかけた剣術をもった2人の剣士が源平時代に戻ってきたけんってとこが、
巴と弁慶の強さの理由になっとってスゴイとしか言いようがない。


友恵と武蔵から"歴史は変えられん"って言うこと、"変えたらいかん"って言うことを、浅倉卓弥さんから学んだ。
でも決して変えられん運命のその中でもがくことに意味がないってことはないんぢゃって事を教えてもらった気がする。


これから自分の運命は、どんなに頑張っても、変えようとしてもそうすることが運命なんだとしたら、"今を生きていく"ために必死で今をもがこうと思う。 レビュー登録日 : 2011年07月26日


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