ヴィンセント・ヴァン・ゴッホと林忠正を題材にしたフィクション。パリを舞台としてアートを軸に展開される人間模様が、時代背景も相まって海外で戦う日本人の心に深く突き刺さる。ちょうど昨年NYCのゴッホ展にいったところだったのでより楽しめた。

2022年1月16日

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画一化した集団、ヒエラルキー、エコーチェンバー現象など、複数の角度から多様性の効能とその有効な活用方法について解説している。一口に「多様性は有用」という概念は多くの人が演繹的に理解していることだが、実際のケースにおいて具体的にどの様に役に立つのか、ブレークダウンしてみていくと、学ぶところもある。

2022年1月3日

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カテゴリ 2.実用書

Xシリーズ最終巻。人間同士の関係において、コミュニケーションに表出しない得も言われぬ孤独感が人を惹きつける魅力になる、という見解自体が幻想なのかもしれない、という孤独感溢れるラスト。

2022年1月2日

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「自分の人生に対する自分なりのモノサシを持ちなさい」とクリステンセンは言った。そのモノサシの構成要素として、美意識、つまり、「真・善・美」の規範を有することの必要性(why)と、どうすればそれをもてるのか(how)について。特に前者が、哲学、文学、経済学に立脚した様々な視点から書かれており、さらに各観点から読者が自分で裾野を広げて学び考えていくこともできるようなトリガが散りばめられており、ボリューム満点。

2022年1月2日

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カテゴリ 2.実用書
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『学習する組織』のピーター・センゲの親友というドネラ・メドウズの説くシステム論。システム思考の基本的な考え方と、身の回りの具体的なシステム事例への反映のされ方、実際にシステム思考を用いるにあたっての共通プロセスとその転用について。

2021年12月30日

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カテゴリ 2.実用書

「気候」という一つの境界条件を軸に8万年の文明史を説いている。太古から「気候」という抗いようのない強大な敵に振り回されてきた人類は、今なお「気候」を巡り揺れ続けている。人類が気候に対して与えてきた影響と与えられてきた影響の相関関係は、科学技術の発達により果たして変わったのか、一体いつから地球温暖化の主因は自然から人類にシフトしていったのか、などなど、将来について思案するにあたっても良い取っ掛かりとなる。

2021年9月19日

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カテゴリ 3-1.科学
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群れ行動、アンカリング、確証バイアス、ディスポジション効果はお互いに補足しあい、それが生み出すモメンタムという行動心理学に基づく概念の解説、そこに立脚した投資戦略とその帰趨。

2021年9月18日

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カテゴリ 2.実用書

現代の慢性的な疲労の原因となっていることが多いとされる、副腎の酷使、その態様と、ソリューションについて。コルチゾールやミトコンドリアといった時折バズワード化してしまっているコンセプトとの関係もわかりやすく説明されている。

2021年9月15日

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カテゴリ 3-5.健康
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大きく、知財戦略のパートと契約プラクティスのパートからなる。前者は、基本的にスタートアップから中小企業等の成熟した知財組織を有しないエンティティを主体に想定したような内容で、原則論として基礎から丁寧に解説されている。後者も、代表的な契約いくつかについて、具体的なケースを交えて解説されておりわかりやすい。総じて、入門書として非常に良書と感じた。

2021年9月14日

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カテゴリ 2.実用書

企業分析や戦略立案にあたって「会計情報をどう使うか」という点にフォーカスしており、月並みな会計知識の解説書とは一線を画す。ビジネススクールで習得することが期待されるケイパビリティを踏まえて著者が実際に行っている会計研修をベースに書かれているので、ケーススタディも豊富で、具体的にどういったスタンスでそこに取り組むべきか、よくある受講生達の反応とその問題点、等も記載されており、取っ付きやすい。

2021年9月6日

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カテゴリ 2.実用書
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貨幣の誕生から、会計技術の進歩、金銀の台頭、貿易関係の変遷、資本主義と社会主義の捩れに至るまで、「経済」という軸で「お金の流れ」を追うことで世界史の流れを平易に解説している。軸を据えたうえで、欧州、米国、中東、インド、中国、日本と、視点の区切り方や移し方が非常にわかりやすく、ストーリーを描きやすい。

2021年9月6日

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カテゴリ 3-2.歴史
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各種税制をハイレベルで人取り俯瞰するのに格好。最新の改正にも対応されている。

2021年9月1日

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カテゴリ 2.実用書
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「オス」というカテゴリを軸に、微生物から哺乳類に至るまで、その特殊性を人間のそれと対比しながら解説し、ひいては、地球全体の生態系への影響と、人類の在り方の展望に係る著者の見解が述べられている。切り口が面白い。

2021年8月22日

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カテゴリ 3-9.生物学

統計的に遺伝の影響を分析する行動遺伝学の紹介と、それに立脚した社会と教育システムに係る論考。本書で用いられている行動遺伝学の分析手法は、一卵性双生児と二卵性双生児の異同を、遺伝・共有環境・非共有環境の三軸で抽出することで、遺伝の究極的な影響を洗い出すというもので、リーズナブルに思える。遺伝も環境も結局ランダムであることは科学的に明らかな以上、それらの影響を分析するには、統計的なアプローチが、遠回りなようで、実は唯一の実効的な手段ということか。教育システムへの提言や、Gritが否定されている点も興味深かった。

2021年8月9日

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カテゴリ 3-9.生物学
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時代背景から人物像、思想に至るまで、ドラッカーと孔子の共通点・差異点を上位概念的に結び付けて論じることで、「マネジメント」の真髄をわかりやすく解説している。特に、時代背景とそれが思想に影響を与えた文脈は新鮮だった。

2021年7月29日

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カテゴリ 2.実用書
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読書状況 読み終わった [2020年7月4日]
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読書状況 読み終わった [2020年6月4日]
カテゴリ 2.実用書

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