あちこちで作品は目にするものの、よく知らなかった運慶という仏師の人生と、その生きた時代を描いていて、興味深かった。
運慶といえば快慶。奈良の東大寺の門の両側の阿吽像を見ても、ニコイチというイメージだったのだが、実は出自に絡んだ経緯があり、確執があったのだと知って驚いた。「仏師」という職業の業が感じられた。
ただ、文章が読み辛かった。この形容詞は何にかかっているのだろう?とか、この文章の主語は何なんだろう?とか、読んでいて引っかかる部分が多かった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
時代もの
- 感想投稿日 : 2016年11月7日
- 読了日 : 2016年11月7日
- 本棚登録日 : 2016年7月3日
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