ミステリー作家が選んだ“もっとも好きな自分の作品”と“もっとも好きな他人の作品”そして選んだ理由を解説したエッセイまで収録された贅沢なアンソロジーの第一巻。
柴田よしきの『聖夜の憂鬱』/宮部みゆきの『決して見えない』は既読。
『匠』という題の通り、どの作品も最後に不思議な味わいがあって良かった。
前から気になっていた、夏目漱石の『夢十夜』が読めたのは嬉しい驚き。
阿刀田高の『運のいい男』/佐野洋の『お試し下さい』/乃南アサの『かくし味』が良かった。
【収録作品】阿刀田高『運のいい男』・結城昌治『替玉計画』/佐野洋『お試し下さい』・結城昌治『葬式紳士』/柴田よしき『聖夜の憂鬱』・荒巻義雄『版画画廊の殺人』/志水辰夫『ダチ』・菊池寛『入れ札』/乃南アサ『かくし味』・夏目漱石『夢十夜』/宮部みゆき『決して見えない』・今邑彩『双頭の影』
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
アンソロジー
- 感想投稿日 : 2013年2月22日
- 読了日 : 2013年2月11日
- 本棚登録日 : 2013年2月11日
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