全然知らない人の小説を読むならともかく、全然知らない人の自伝?を読むというのもなかなかにエキサイティング。何故にこの本を読もうと思ったかは今となっては謎だけども、ともかくも読んでみるわけで。
1968年のエリートの話なのである。高校の名前とか、既に天上人レベルなんで、おうおう、いきなりすげーですよ。そんな人たちが文学やら芸術やら、時には学校にバリケードを築いて頑張ってみたりしながら、というかそんな事ばっかしてないか、ってレベルなのに怒涛のように東大に入っていくという。会社でも東大の人はやっぱ一味違うわって感じる事は多いんだけど、本物だからこそ東大に行くんだな、やっぱり。
しかしこの本を読んで、才能にも金銭的にもそれなりに恵まれていたんだぜ、っていう世の中の格差を目の当たりにし、で、どうしようかって言われると、うん、どうしようかね。とりあえず表紙の絵は好きよ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ノンフィクション系
- 感想投稿日 : 2017年11月11日
- 読了日 : 2017年11月11日
- 本棚登録日 : 2017年11月11日
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