黒と青―リーバス警部シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

  • 早川書房 (1998年7月20日発売)
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本棚登録 : 86
感想 : 8
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重い、重いよ、これは。古典を読んでるレベル。てか欧米の推理小説に出てくる刑事のはみだしデカっぷり率は半端なく、何故なのか、そういうのしか出版されないのか、そういうのしか受けないのか。シャーロックホームズとか、めっさインテリっぽいイメージなのに、それ故にこういう刑事ものばっかりになってしまったのか。紳士の国なのに。それはさておき、こっちの小説なら欠かせないブラックユーモアが、どうもいまいちで、作家の問題か、訳者の問題なのか、良く分からんけど、それ故にイマイチに思えてしまうのはこっちの勝手な評価ポイントの問題。ひたすらアウトローな主人公はカッコよいような、でもどいつも同じような泥臭さなんだよなー、と突然突き放してみてしまう今日この頃。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年8月15日
読了日 : 2016年8月15日
本棚登録日 : 2016年8月15日

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