日の名残り (ハヤカワepi文庫 イ 1-1)

  • 早川書房 (2001年5月31日発売)
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日本語の表現が英語でどうやって表現されているのが気になる時がある。差支えないのではあるまいか、なんて言われても、英語ではどうなってしまうん?isn't itくらいしか分からん。てかこの執事のしゃべり口の原文がどうなっているのか、適当に執事って言ったらこうだよねって、って言って訳したのか。でもやっぱ執事って言ったらこういうしゃべり方だよなー。まぁ戦国武将っぽくもあるけど。
ともあれ実に執事らしい執事というか、まぁ本物なんて知らないんだけど、でも戦国武将とか知ったような気になってる程度に執事のことを知っていて、まぁその執事っぷりは、紳士の国というか、実はいまやフーリガンとかトレインスポッティングとか、明らかに例えが古いけど、腹切り芸者なみに、外国のことなんか良く分からんという自分にとっての昔の英国っていえばこうだよなー感が完璧で、なんだか分からんけど妙に読ませる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: むかし系
感想投稿日 : 2017年6月12日
読了日 : 2017年6月12日
本棚登録日 : 2017年6月12日

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