パイナップル、つまり手榴弾の事です。
戦の経験の無い女子供から
以前は軍曹だった人など
ありとあらゆる人に勝つ為の戦術を教えていくお話です。
ショートストーリーがどんどん続いていくので
読みやすいです。
この作者は言わずと知れた天才ですが
自分の趣味というよりも
読者に新しい漫画を新しい気持ちで読ませるという点で
真の漫画家であると思いますね。
最初に書いた漫画が売れて完結し
次に新しい漫画を描くものの、その内容が似たようなもので
売れ行きが鈍くなるという漫画家は腐るほどいますが
ここまでこれほんとに同じ漫画家が描いたのかな?と
思えるぐらい新しいタッチで進む漫画家もいないですよねぇ。
そしてどれも面白い。
自分の世界観を押し付けるのではなく
読者が求める新しい面白さを提供してくれる
漫画家というなのエンターテイナーだな、と感じるのです。
この漫画も古くて初期のものですが
この頃からすでに才能は発揮されていたのですね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画-工藤かずや
- 感想投稿日 : 2010年2月25日
- 読了日 : 2009年9月25日
- 本棚登録日 : 2009年9月25日
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