韓国本はいっぱいあるのだが、シンシアリーさんは、実際に韓国に住んでいる、研究者でもなんでもない一般の韓国人だってことが少し違う。
それでいて、意味のわからん感情論を振り回すような変な本ではない。よく、これだけ冷静に分析して再構築できるもんだと思う。
和と恨。
共通の価値観を有する以前の話だと思う。
この国に、少しでも譲歩をすることで、果たして、将来に向かって解決につながるのだろうか。
韓国だけではなく、TV番組によれば、他国も、いわゆる従軍慰安婦の存在を日本が認めたと、一部大変な報道になっているというし。
しかし、この手の発想は、都合のいいところだけ自分のもの、ちょっとでも上に立って、相手を全否定する姿勢は、今の日本人の中にも結構現れて来てるのが恐ろしいところだ。
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- 感想投稿日 : 2016年1月26日
- 読了日 : 2016年1月26日
- 本棚登録日 : 2015年9月21日
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