レビュー by kunimiyaさん
極端に星が少ない奇妙な宇宙空間「リフト」を舞台とした連作短編集。「たったひとつの冴えたやりかた」というタイトルが象徴するように、この短編集は極限の状況下でなされる決断をテーマとしている。特に表題作で主人公コーティー・キャスがした決断には敬意を抱かざるおえない。涙は出なかったけれども読み終えて暫くは頭を切り替えることができなかった。
あとがきで書かれた作者の衝撃的な出来事は必読。この作品で作者が何を語りたかったのか、数日は考え込むことになるかと思う。
ちなみに星が4つなのは2つ目の「グッドナイト・スイートハート」が最初の決断に比べてちょっと弱いなと感じたため。
レビュー登録日 : 2011年09月10日
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