言うまでも無いが本日2月22日は「猫の日」である。しかも今年は「2022年2月22日」と、2が6つも揃うフィーバー、ではなく「スーパー猫の日」とも呼ばれている。これだけ2が揃っているだけあり、インターネット上では猫の話題が満載であり、なおかつ企業の公式Twitterでも1日限定で猫に因んだ名前に改名している。

猫に関しての書評を行った際に何度も書いているが、私も猫が大好きで、猫のニュースや動画などを視聴してはほんわかしてしまうこともあれば、地域猫がいると、猫の鳴き声を真似して、振り向かせようとして楽しむ。

さて本書であるが、猫には様々な「不思議」があるのだという。本書はそのことについて紐解いている。

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ネタバレ

会社を経営したり、販売などを行っている方々であれば「マーケティング」は身近なものである。しかし会社で働きながらも「マーケティング」とは何か知らない方々も中に入る(かつての私のように)。そもそもマーケティングとは何か、そしてマーケティングを行って行くにはどうしたら良いか、本書は「入門書」として伝授している。

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2022年2月5日

読書状況 読み終わった [2022年2月5日]

日用品や食品をスーパーに限らず、色々な所で購入するのだが、ここ最近「コオロギチップス」や「コオロギせんべい」なるものが売られているのを目にする。実際に購入したことはないのだが、機会があれば購入しようかと考えている。

関係ないように見えるが本書はそのコオロギこそ、日本のみならず、世界の食糧問題の救世主になり得るのだという。その要因として本書にて言及している。

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学力にしても定義は様々なものであるのだが、その中でどのようなものを「学力」と定義しているのかは大きく異なるのだが、著者は新しい「学力」を定義している。その背景には2020年の「学習指導要領」の大改訂が背景としてあげられる。その大改訂の中で出てくる「学力」とはいったい何か、それを定義してどう鍛えたら良いのかを提示している。

第一章「「新しい学力」とは何か」
「新しい学力」には2つの定義がある。一つは「PISA型」と「問題解決型」である。前者はOECDが主体となって行われている学習到達度調査によって判明したものをもとにした、学力の在り方を表しており、後者は文部省(後の文科省)の中教審答申によって出てきたものである。その2つの異なる学力の在り方はどのようなものかを取り上げている。

第二章「新しい学力の「落とし穴」」
新しい学力や考え方を求めるために「ゆとり教育」が生まれ、実行に移されていったのだが、学力低下となったことにより頓挫することとなり、元の教育に戻ることとなった。もちろん学力の在り方を変える際に落とし穴が存在していることを知らしめる結果となった。

第三章「本当に求められているものは?」
そもそも学力はどのようなことが求められているのか、その中でビジネスや開発、発明など様々な観点でどのような人材を育てるのかを取り上げている。

第四章「「源流」に学ぶ」
学力の源流とは何か、そこにはルソーやデューイ、日本人の中では吉田松陰や福沢諭吉などを引き合いに出して、学力のつけ方の源を取り上げている。

第五章「真の「問題解決能力」を鍛えよう」
問題解決能力は仕事にしてもプライベートにしても両方において必要なことである。その問題解決をするためにどのような学力が必要なのか、その定義を紐解いている。

学力は教育のなかで最も重要な要素であり、何と言っても社会に出て行くにあたり必要な力である。しかしその学力の在り方は学習指導要領の変更と共に変わってきており、冒頭でも述べたように2020年には大規模な改訂が行われた。そのための準備として何をすべきなのかを本書でもって示しているとも言える。

ネタバレ

「絶望の淵に立たされていても、一縷の希望は映える」
2011年3月11日に起こった東日本大震災が起こった日、三陸沖に隣接する県、岩手・宮城・福島・茨城を中心に日本中で恐怖と絶望の淵に立たされた。しかしその絶望の淵の中で「絆」という名の希望を照らした。
石巻、福島など災害の中心にあったところでは形は違えど「絆」と復興への道程を本書では示している。

2013年3月26日

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カテゴリ 社会科学

劇漫画で有名な小池一夫氏。私もその著者の漫画には多数出会っている。臨場感と緊迫感がありながらもどことなく哀愁が溢れ、それが「深い」おもしろさを醸していく。
本書は小池一夫氏の漫画人生を振り返るとともに、「漫画の神様」である手塚治虫氏ら漫画家、さらには漫画編集者、作詞家などの交友についても取り上げている。

2013年3月26日

読書状況 読み終わった [2013年3月26日]
カテゴリ 人文

昭和20年3月10日
日本にとって忘れられない一日の一つである。
それは「東京大空襲」の日である。一夜にして東京が焦土を化し、約10万人もの尊い命が奪われた。
あれから今日で68年―
本書は東京大空襲でこれまで公開されることの無かった写真を映し出している。

2013年3月10日

読書状況 読み終わった [2013年3月10日]
カテゴリ 歴史

妻の曾野綾子氏が「老いの才覚」大ベストセラーとなった。妻に便乗(?)して、夫なりの「老いの才覚」を明かしているのが、本書である。老年になると「説教くさく」なったり、「昔は~だった」や「近頃の若者は・・・」といった言葉を飛び出したくなる。しかし苦労話などを「笑い」に変えて、自分も相手も「笑う」こと、本書はその重要性について説いている。

2013年3月10日

読書状況 読み終わった [2013年3月10日]
カテゴリ 文芸

旧約聖書の一句(導かなければ滅びる。安全と救済は多くの助言者の中にある)をモットーとし、国家の安全保障を貢献する諜報機関「イスラエル秘密諜報機関」、通称「モサド」と呼ばれている。イスラエルの「インテリジェンス」と呼ばれる集団は「中東戦争」「湾岸戦争」をはじめ、様々な戦争や紛争を乗り越えてきたのかを記している。

2013年3月10日

一昨年には「超円高」の状態となり、1ドル76円台にまで円高が進んでいった。自動車業界など輸出に関する業界の売り上げが落ち込む一方で、原料などの輸入が安価になったことによって、それらの大安売りができるようにもなった。今年になって政権交代が行われ、そのことによって円安が進行していった。今度は逆に輸出が喜ぶ一方で、輸入産業は悲鳴をあげている。
そういった「円高」「円安」と言った風潮に対して、一石を投じているのが本書である。

2013年2月13日

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カテゴリ 人文

よくDVやいじめなど暴力にまつわる事件は後を絶たない。場合によっては殺人事件になるほどにまで発展した事例も存在しており、社会問題となってしまっている。本書のタイトルは「男性」であるのだが、男性に限らず女性にも同様のことが言える。それは「女性の男性化」によるものもあるのかもしれないため、「男」は一概に男性とは限らないと言える。そういう意味では「人が暴力を振るう理由~」と言ってもおかしくないのかもしれない。

2013年2月12日

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カテゴリ 人文
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方や雑誌編集者として多忙な日々を過ごし、方や鎌倉で芸術家として時が経つのを忘れて作品に没頭する日々を過ごしている人がいた。後者は世界的にも有名になりだし、美術展に作品が出展されるほどにまでなった。そして雑誌編集者がその芸術家との出会いが、現代社会にまつわる「喪失」を映し出している。特に雑誌編集者は「ウィキペディア」などの情報技術の発展や人間関係の摩擦により自分自身を「喪失」し、前者は俗世を離れたことによる「喪失」を描いている。その2人との出会いに互いの「喪失」に感づき、そしてそれを補完する、本書はそれを描いている。

2013年2月10日

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カテゴリ 文芸

今まで色々な小説を読んできたのだが、本書ほど空虚に覚えてしまうような本は存在しない。
ある女性が都会で夢破れ、北国へ。その北国で理髪店に住みながらホテルで働く日々、その中で様々な人間と出会い、自分の生き方にさまよう日々。さまよいながら己の空虚さに気づき、それでもなお活路を見いだすことができず、結局いつもの毎日に元通り、「絶望」をすることなく、「堕落」でもなく、あくまで「空虚」という言葉しか出てこなかった一冊である。

2013年2月9日

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カテゴリ 文芸

世界最高峰の自転車レースである「ツール・ド・フランス」、その優勝時に与えられるジャージのことを「マイヨ・ジョーヌ」と呼ばれている。その「マイヨ・ジョーヌ」を7年連続で獲得する快挙を達成したランス・アームストロング。
そのアームストロングは今年はじめに起こった「薬物疑惑」により永久追放され、「ツール・ド・フランス7連覇」の栄光も剥奪された。
その7連覇はアームストロングにとってどのような心境なのだろうか。本書はその剥奪された栄光の7年間を含めた半生を振り返っている。

2013年1月20日

「ものつくり大国」として名を馳せている日本。しかしその「ものつくり大国」の名が返上するような声がメディアを中心に叫ばれている。
しかし、本当返上しなければならないのだろうか。技術としては大企業でさえ手に届かないところを町工場の卓越した技術が賄っているのではないのだろうか。本書はその町工場をルポルタージュするとともに、「ものつくり大国」としての日本の底力を見出している。

2013年1月19日

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カテゴリ 社会科学
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よくCS(Customer Satisfaction:顧客満足)とともにいわれているのが、ES(Employer Satisfaction:従業員満足)が叫ばれている。会社によっては「CS」の満足に重視する、あるいは「ES」の満足に重視する、もしくはその両方とも満足に向かせるのか、それは企業によってのベクトルは様々である。本書はサウスウェスト航空を紹介しているが、中でも「ES」を最も大切にしている会社である。企業文化を育てるために、人材を集めるため、従業員を育てることを大事にする、そのことによって自己成長とともに顧客満足に直結することができるのだという。本書はそれをマネジメントの毛にとサウスウェスト航空の名誉社長の対談にて解き明かしている。

2013年1月17日

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カテゴリ ビジネス

「ログ」とは、簡単に言えば「記録」である。システムエンジニアである私が思うに、「ログ」は、「ログファイル」のことを言っているのと思う。しかし、インターネットが隆盛している世の中では「ログ」は、ホームページ或いはブログ、ネット書き込み等多岐にわたる。まさにインターネットそのものが「ログ」がはびこっているといっても過言ではない。
本書はその「ログ社会」の実態について迫っているとともに、「ログ社会」が示す未来についても追っている。

2013年1月14日

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カテゴリ コンピュータ

発表されていたのかもしれないが、本人が納得いかない、もしくはソフィストの陰謀によりすべて焚書にしたか定かではない。とはいえ、愛弟子であるプラトンや孫弟子のアリストテレスはいくつもの哲学書を発表しているがその源流がソクラテスにあることは紛れもない事実である。
本書は数少ないソクラテスのことについてつづった一冊であるが、愛弟子の一人であるクセノポンがソクラテスの「生の声」を書き留めている。ソクラテスの功績を何としてでも残しておこうという執念が強く、かつソフィストや宗教に反旗を翻しながら、本当の意味で「哲学」を追い求めたソクラテスが描かれている。

2013年1月14日

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カテゴリ 人文

長寿社会といわれて久しいが、せいぜい平均年齢は70年だか80年である。年数の解釈によるものであるが、「人生は長い」という感覚にかまけすぎたがために、人生は儚く、そして短く終わってしまう。
紀元前の哲学者であるセネカはその人生の短さを嘆き、それを「哲学」という形で受肉とした。その結晶が本書である。

2013年1月11日

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カテゴリ 人文

日本人の食卓が劇的に変わったときはいくつもあるのだが、代表的なものとして2つ。1つは戦後間もないときにファーストフードや穀物食など食べ物が西洋化・ジャンク化したとき、そしてもう一つは1853年の開国の時代である。そのときは西洋料理がやってきた。そして明治維新に入ると、江戸から東京に移り変わり、「文明開化」の象徴の一つとして「牛鍋」とよばれる現在のすき焼きがブームとなった。
家庭料理もまた「西洋」の影響を受け、パンやスープも食べられはじめ、音楽や歌も西洋のものが入るようになった。本書は西洋料理が入ってきた時代の家庭料理について食卓だけではなく、調理教育・料理学校・料理本などをもとに近代の家庭料理事情を紐解いている。

2013年1月10日

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カテゴリ 歴史

古事記が作られて今年で1300年経つ。奈良時代に作られ、今日でも「日本神話」の大きな手がかりとなる一冊であるが、その「注釈」や「解題」として派生した本も本居宣長をはじめ、多くの人々によって書かれている。1300年もの歴史の中で日本そのものも大きく変わっていった。
本書はその古事記をめぐる1300年とはいったい何なのかを綴っている。

2013年1月8日

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カテゴリ 歴史
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ジャズはいかにして即興で音楽を仕上げることができるのだろうか。フリートークも即興性であるとするならば、どのように「即興」がつくられるのだろうか。本書はそれを脳科学者でおなじみの茂木氏とジャズピアニストの山下氏の対談でもって解き明かしている。

2013年1月7日

自閉症などの発達障害は少年期だけではなく、青年期・成年期でも同じことが起こっている。ただ、本書を見てみると、発達障害を抱えていながらも自分の分野を極める人がいる人がいた。そう考えると「大人のものさし」にふりまわされるような気がしてならない。
その一方で大人の社会に苛まれ、自分自身何をしてよいのかわからない現実を持っている人もいる。本書はその発達障害を抱えている人をルポルタージュにして表している。

2013年1月6日

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カテゴリ 社会科学

自分自身はあまり病気になっていないせいか、薬に関わることはほとんどない。しかし病気にしても「高血圧」や「高脂血症」「糖尿病」などの生活習慣病にかかり、毎日薬とのつきあいになることも自分自身否めない。
現実多くの生活習慣病患者、及び予備群の一部は治療薬や予防薬など薬とのつきあいが続いている。
皆様がいつも薬を使用しているとするならば、その薬はどのような成分があるのか、専門的なところまで追求する必要はないのだが、どのように作られているのか、あるいはどのような効果があり、副作用があるのかは、最低限知る必要がある。
本書はその薬の中身について生活習慣病やうつ病などに使用する薬の成り立ちを章立てて説明している。いつも試用している薬であれば、その薬の成分と効能などは説明されるが、それでもわからなければ本書を持っておくと、薬についてより深く知ることができる。

2013年1月5日

読書状況 読み終わった [2013年1月5日]
カテゴリ 医学・薬学
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