匣の中の失楽 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社 (1991年10月30日発売)
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本棚登録 : 891
感想 : 90
4

読むのにめっちゃ頭を使うので、読み終わるまでに他の本の三倍くらい時間がかかった。凄い本だとは思う。しかし、登場人物が多すぎる。特に最初の方は各人の個性がよく分からず、読みにくい。そしてみんなウンチク?が長い。そして時代的なものなのかもしれないけど、主な謎解きの過程に「ちょ、それあり得ないっしょ!」ということが多い…。でもそういうことに目を瞑ってでも最後まで読んでしまう、魅力的な「謎」が沢山出てくるのもまた事実。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2013年3月11日
読了日 : 2013年3月11日
本棚登録日 : 2013年3月11日

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