ポイズンガール 3 完結 (バンブーコミックス)

著者 :
  • 竹書房 (2016年6月17日発売)
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本棚登録 : 28
感想 : 1
5

あやー、この猛毒につき取扱注意って札を貼らなきゃならん四コマ漫画も完結か・・・
改めて読み返し、肌に感じたが、精神耐性がガッツリ鍛えられる一冊だった。『残念博士』などを読んでいて、瀬野先生の色味に慣れているから大丈夫、と油断している漫画読みは、まず、ヤられる
あくまで、個人的な印象だが、元々、この瀬野先生、人を傷つけるのが好きじゃない気質なんだろう
きっと、人を適度に傷つけるレベルに留まった毒舌を思いつかなくなっちゃったのかね
やっぱ、毒を吐くにも才能がいるのか
やや急速的に幕が引かれた感はあるが、打ちきりじゃない、と信じたい
作品を通して、基本的に女子の友情ストーリーだったのが好かった、と思う。まぁ、ノーマルなラブコメになったらなっていたで、面白かっただろうが、終わった以上、それは「if」に過ぎない。彼女にキツい事を言われて、性的な興奮を覚えて、ハァハァしている男子を見るのは、コッチもキツかった
この(3)で登場した、新キャラ・山中さんの姿の出オチっぷり、中身のまともっぷりから生じる、面白いギャップの使い方は、さすが、瀬野先生、と賞賛できる
次回作が実に楽しみだが、今度はどんな突飛なアブノーマル持ちのヒロインが暴れるのやら
この台詞を引用に選んでしまったのは、大人げないのは承知しているが、GWを満喫している学生らに、恨み節を聞かせたくなったので。大人になるって事は、祝日に働くって事か・・・いや、違うな、うん、違う

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コミック(竹書房)
感想投稿日 : 2016年9月30日
読了日 : 2016年9月30日
本棚登録日 : 2016年9月30日

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