怖い。
数年後、自分もホームレスになっているかもしれないと思うと、心底怖くなった。
これまでの人生、地道に歩んできたと自分では思っている。まかり間違ってもホームレスになるようなことは絶対に無いと思っていた。この本を読むまでは。。
この本に登場するホームレスの人たちのほとんどは、つい最近まで普通に生活していた。それなのに、奈落の底まであっという間に落ちて行ってしまった。不況のせいなのか、個人の資質の問題なのか、たまたま運が悪かったのか。何故かはいずれも判然としない。だからなおさら怖い。どう自衛すれば良いのか。
このご時世、ホームレスに絶対にならないとはっきり言えるのは、公務員くらいなんじゃ無いだろか。今がいくら高給取りだろうが、いつそうじゃなくなるかは誰にも分からない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2010年10月31日
- 読了日 : 2010年10月31日
- 本棚登録日 : 2010年10月31日
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