この作品が1937年に配本されたものだと知っておどろいた。今から70年前ほどの本田が、現代にも十分通用する内容である。それほど、人が生きるということは悩みや疑問生じると言うことだろう。主人公である中学2年生のコペルくんが、様々な日常の中で思ったり、感じたりすることを、大人であるおじさんが紳士に受け取ってノートでかわすやり取りが印象的である。おじさんのノートには人生で大切なことがたくさん語られている。今の現代社会に必要なものばかりだと感心させられた。
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- 感想投稿日 : 2013年3月16日
- 読了日 : 2013年3月16日
- 本棚登録日 : 2013年3月16日
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