山田風太郎明治小説全集 (13) (ちくま文庫 や 22-13)

著者 :
  • 筑摩書房 (1997年12月1日発売)
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本棚登録 : 95
感想 : 10
5

・明治小説全集最後の2冊。もったいなくて今まで読まないでおいたのをやっと読む。これで明治ものが終わりかと思うと惜しくて読めなかった。
・いやあやっぱ最高。すぐ引き込まれた。原胤昭で来ましたか。こりゃ「地の果ての獄」再読ですよ。
・また構成がうまいんだなこれが。実在の人物にフィクション絡めて上手に話を作るんだ。これが山田風太郎だ、って感じ。
・十手を首から下げるってのがいまいち想像つかない。背中に負ってるってのはゴルゴダの丘のキリストを彷彿とさせるが。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 明治
感想投稿日 : 2008年7月7日
読了日 : 2008年7月7日
本棚登録日 : 2008年7月7日

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