自分を変える魔法の口ぐせ: 夢がかなう言葉の法則

著者 :
  • かんき出版 (2003年3月1日発売)
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感想 : 30
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最近よく自己啓発本を読む機会が増えた。
この本も典型的な自己啓発本。

言葉の威力はとてつもなく大きいと思う。
例えば朝起きて「あー今日も仕事だ。嫌だな」と思うのと
「さあ今日も仕事をやりきるぞ!」とでは、月とすっぽんの差がある。
前者の考え方をしていると、何事においても悲観的になり、
後者のほうは困難に出くわしてもやれるという思考法になる。

夢を口に出す人ほど実現する可能性が高いということも言えるだろう。
例えば毎年世界各国の遺産や
美しい町並みを見て歴史を肌で感じたいなと思っていれば、
それを達成するべく行動できる。

また想像体験を繰り返すことを本書は勧めている。
本書で40代の男性が「大会社の社長になり、
ビルの屋上に社長室を作ってそこに座るのだ」ということで、
300万の資金を元にビジネスを興しこつこつやってなんと
年商600億まで大きくさせたと言うから驚きだ。
彼がやったことは毎日肯定的な言葉を使い、
両親や日々の出来事に感謝しそして本気で夢がかなうと信じて行動したからだそうだ。

間違ってはいけないのが、プラス思考と積極思考である。
プラス思考いわゆる楽天家はあらゆる事象をプラス思考に考える。
風を引くと、少し働きすぎたから体が休めといっているんだなと解釈する。
積極思考は突き詰めていけば自分の体を壊すことになるので
この二つは全く違うことを理解する必要がある。

まず僕は「ああ今日も良い一日になるだろうな」と思って起きて、
寝る前には「今日も言い一日だった、いい夢を見れそうだ」で口に出す。
またお金と仲良くするために
「諭吉先生、今日もお疲れ様でした、明日もよろしくお願いします」と
冗談抜きで言えるようになれば上手にお金と付き合えるとも
本書には書いている。

言葉は本当に良薬にもなれば、害悪にもなるので
自分の心持ち次第で人生を変えていける。
早速ポジティブな言葉を意識して使ってみよう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自己啓発
感想投稿日 : 2012年12月13日
読了日 : 2012年12月12日
本棚登録日 : 2012年12月13日

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