僕に、良い意味で人生ってのを考えさせてくれた本。
これは、カヌーイスト「野田知佑」さんが、世界中をカヌーで旅した(遊びまわった)写真・エッセイ集。
とりあえず写真がすごいキレイ。こんな景色に囲まれて過ごせる遊びに憧れて、何年か前に僕もカヌーを買っちゃったし。
カヌーで旅したのは一回だけやけど、すごい良かった。
川とオールを漕ぐ音しか聞こえんところで、川の流れに身を任せてプカプカと流れていくん。そういうところやし、景色ものどかで動物も普通にいるし、水も気持ちいいし、すごい贅沢な遊びやと思う。
でも、これが贅沢って思ってしまう今の環境がツマらんよね。
遊び場所が少ないってのもそうやけど、あとは社会のプレッシャー。
”学校でてすぐに企業入ってが当たり前”って言ってしまう大人が溢れてるのは寂しいよ。もっと広い見方ができるようになってほしい。
野田さんみたいに、いろんなこと経験して、本気で遊んでってできる大人になれるように、俺もメリハリつけてガンバロ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
文芸
- 感想投稿日 : 2010年9月29日
- 読了日 : 2005年11月7日
- 本棚登録日 : 2005年11月7日
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