百田版イソップ寓話。現代日本が抱える問題を憂い警鐘を鳴らす作品。 カエルを擬人化しての物語の展開は読みやすく分かりやすい反面、その意図する内容は辛辣でいやでも登場動物は現実の 国家や人物との対比を考慮しながら読み進めることになる。カエル同士の争いでも生々しいのだから、人間はいわんや。 国民一人一人が政治を注視し、声なき声でも発する意義と義務を持ち続けることで、物語の結末とは また違う新たな道があることを切に願います。世の中を見つめ自分の考えをしっかり持つ切っ掛けになって欲しい本です。
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- 感想投稿日 : 2017年4月22日
- 本棚登録日 : 2017年4月22日
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