(あらすじ)
数多の恋愛を経て、小田島達朗が佐倉治樹と付き合いはじめて一年。
小田島の仕切る家具工場で働く、地味で控えめな恋人を小田島は愛していた。
そんなある日、本社の叔父に騙され
取引先の娘と無理やり見合いをさせられてしまう。
勘違いし傷ついた治樹の誤解をどうにか解いたものの、
治樹は妙に小田島に遠慮するようになってしまい…。
(感想)
小田島達朗(副工場長)×佐倉治樹(工場勤務)
付き合い始めてしばらく経つのですが
いまだになれない治樹。
小田島からの愛情表現も態度ももらってるのですが
いかんせん今までいい恋愛をしてきていないので
どうしても一歩引いた状態。
そんな時、会社に女性といる小田島を見てしまう。
同僚にその女性と見合いをしていたと聞き
(するじゃないの、既にしてたのよ!!)
余計に気持ちが解らなくなり…
が、その夜すぐに小田島からその見合いの経緯を聞き
気持ちは浮上していくのですが…
まあ、お互いの過去の恋愛経験値というか
小田島はいわば勝ち組一筋?
治樹は負け組み一筋?な訳で
自分が相手の事を思い
良かれと引く態度を見せる(言う)行動に対して
相手がどんな気持ちになるか気付かない訳だ。
しょうがない、今までの恋愛経験が未熟なんだから。
でも小田島側からの気持ちに気付き、
自分からちゃんと行動に移した治樹。
それだけでもよしとしよう。
だって今までの性格がすぐに治るわけもないし
それを直していくのが小田島の愛情だろうし。
時間と小田島の誠実さでカバーです!!
小田島の今までの態度が態度なんだから、
もう少し気長に待ってやれよです(^^;)
そして三津のお話。
次はこの2人ですかね。
臼井も気持ちを自覚した事だし。
- 感想投稿日 : 2013年4月8日
- 読了日 : 2013年4月8日
- 本棚登録日 : 2013年2月23日
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