図書館で「卒業」をテーマに集められていた中の一冊。
どれも覚えがあるような、記憶の片隅に自分の記憶として存在しているような、そんな話ばかり。
胸に赤い花。
周りのいつもよりも整った出で立ちや雰囲気にソワソワしながら、泣きたいような嬉しいような寂しいようなドキドキするような、誇らしいような気持ちでいたこと。
そんな感情までもリアルに思い出させてくれました。
胸についた薔薇がダサいなと思いながらも、嬉しかったこと。先生が最後に何を伝えてくれるのだろうと泣きそうになりながら聞いていたこと。
まるでタイムスリップしたみたいに思い出しました。
未知の思い出。
私も通っていた教習所を思い出せば当時の彼氏を思いだすところまでもとてもリアル。笑
あとは、「全て」と「流れる川」が好きでした。
加藤千恵さん、ラジオもおもしろくて興味あり。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
加藤 千恵
- 感想投稿日 : 2017年3月27日
- 読了日 : 2017年4月2日
- 本棚登録日 : 2017年3月26日
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