小学校4年生の主人公の日常。
友達のおうちに対する見栄とか、お姉ちゃんへの憧れとか、転校生の男の子への興味とか、おじいちゃんの愛情とか、雪で遊ぶ楽しさとか、子供らしい物語だけど大人が読んできゅんとくるお話ばかり。
氷室さんの小説は本当に面白くて、「ものがたり」として面白いし、文章もいいし、説明が少なくてサクサク読めるのもいいし、本当に面白い。
子供らしい感性で書かれていて、漢字のひらき方なんかバツグン(主人公がしらない、実感としてわからないことはカタカナで書いてある)!
ある時期から書かなくなったこと、それからお亡くなりになったこと、本当に残念です。
もっと氷室さんの小説を読みたかった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
氷室冴子
- 感想投稿日 : 2008年6月14日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2008年6月14日
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