映画上映されていた時から見たいと思っていた映画です。
でも近くでやってなかった・・・
DVDで見て、やっぱりすごい衝撃を受けた作品でした。
三浦友和演じる無差別殺人を起こした男の父親。
もう目の鋭さがすごい。
今までの三浦友和ではない姿、もう心の底から嫌いになると思います。
息子が大きな犯罪を犯してしまっても
「俺が一体何をした」と繰り返し開き直る父親。
それは言い訳ではなく、本心から思っている言葉です。
仕事をして、家を建て、家族を食わしてやっている。
そういう見栄と虚構に満ちた男が築いた家族。
すべてが崩壊に向かう中に、見る人は全く自分とは違う家族だと思うかもしれないけど
それでも震える気持ちにきっと他人事と思えない気持ちがあるんだと思いました。
この映画、ヤバイ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
DVD
- 感想投稿日 : 2017年2月11日
- 読了日 : 2017年2月11日
- 本棚登録日 : 2017年2月11日
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