スウェーデンについて勉強したくて購入。とても読みやすくて、予備知識なしに読めます。ここでこの言葉を使うのは間違っているかもしれないのですが、強いて言えば文化的相対主義にたって書かれた本かと思いました。その国家やそこに住む人々(〜人)について語るときどうしても閉じられた書き方になってしまいがち(執筆者が同郷者ならば外に向かって閉じられていて、異郷者ならその逆という)ですが、この本の著者はそうではないようで読んでいてそのスタンスに感服しました。スウェーデンに関する知識だけでなく、ものの考え方、もとい思考の仕方も学ぶことのできるとても貴重な本と思います。
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- 感想投稿日 : 2007年10月15日
- 本棚登録日 : 2007年10月15日
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