鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(3) (シルフコミックス 9-3)

  • アスキー・メディアワークス (2011年4月22日発売)
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感想 : 12
3

“「だってそうじゃない バッカみたい
周りの評価なんて 関係ないじゃない
どうせ浅井さんなんて 人から注文されて 描くことなんて できないんだから
だいたい今さら人の評価を 気にするくらいならもともと あんな見る人をビミョーな気分に させる絵なんか描かなきゃいいじゃん!
わたしが知ってる 浅井有生って画家は…
マイペースで… 根暗で オレサマで ニブチンで… でも
浅井有生にしかない 世界を持ってる人
堂々としてれば いいじゃない
浅井有生は 浅井有生にしか なれないんだから!」”

原作で考えるといきなり話が進んだ。
というか、ミナコとの踏ん切りと数年後の再会の所まで話を持っていくと思ってなかったので嬉しい。
W弟が可愛すぎてやばい。
吸血鬼の話のほうも漫画で読んでみたかった…っ!

“「特別にもう一回 言ってやるからな
お前のこと すげえと思ってる いつからだったか 俺もわかんないけど ……
ちゃんと見てたよ
今はそれしか 言えない 一番にできるかも まだわからない
でも もし お前がよければ…
帰ってくる まで待ってて 欲しい」
「――…っばっ… ばっかじゃないの…!?
待ってるわけ ないじゃん そんな 都合のいい女じゃ ないんだからっ
泣いて帰って きたって誰もいない んだから
ちゃんと留学 まっとうするまで 帰ってくんなっ…」
ふっ
「ん そういうの
それがお前」”

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画本
感想投稿日 : 2011年5月5日
読了日 : -
本棚登録日 : 2011年5月5日

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