蟲師 (3) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社 (2002年12月18日発売)
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感想 : 70
3

“自分の 愛でてる ものが 異形のモノ だって事 忘れたか
『…… わかってる つもりがった が…………』
「さすがに 応えた ようだな」
「戻ったか ―― 軽口たたける くらいの材料は あったんだろう な……」
「大丈夫 きっと 助ける」”

化野先生とギンコってどういう仲なんだろう。

「錆の鳴く聲」
「海境より」
ちょっと切ない。
「重い実」
「硯に棲む白」
「眇の魚」
ギンコの昔の話。

“「……なあ ヨキ 夜 山を 一人で 歩いているとな
さっきまで道を 照らしていた月が 急に見えなく なったり
星が消えたりして 方向がわからなく なる時がある
……それは 普通にも ある事だが さらに自分の名前や 過去の事も 思い出せなく なってるようなら
それは トコヤミが 側に来ている ためだ
どうにか 思い出せれば 抜けられると いう」
「……どうしても 思い出せない 時は?」
「何でもいい―― すぐ思いつく名を つければいいそうだ」
「そんなんで いいの?」
「その代わり 前の名だった 頃の事は 思い出せなく なるそうだがね …………」”

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画本
感想投稿日 : 2010年4月11日
読了日 : -
本棚登録日 : 2010年4月11日

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