テーマも目的も主義主張も無くテキトーに読んで聴いてテキトーに放り込んだ本棚っぽい具合。
ラウタ郎さん
山本 周五郎
新潮社 (1986年09月)
小説
山本周五郎の短編集。時代が時代、戦前から戦中に至る時期の作品、掲載誌も講談系のものが多いからなのか、主君への奉公とは、真の武士とは、とかなんとなく時代の空気を読んだ内容っぽい。 ただ、短編にもかかわらず、話の流れはどれも一品で、単純ながらも引き込...
浅田 次郎 北上 次郎
講談社 (1997年07月14日)
泣かせのテクニックでは本邦随一の浅田次郎ですけど、本作もなかなか。ただし話のスケールの割には、広げた風呂敷の畳み方がちょい残念というか。マッカーサーの遺産というネタが大き過ぎたのが問題なのかも。でもまぁ権謀術数が乱れ飛びかねんネタを題材に、涙につ...
馳 星周
角川書店 (2006年10月)
相変わらず暴力とか人間の汚さとかえぐいエロさを書かせたら上手な人。つーか北海道に行ったことがないんで、根室の寒さの描写がイマヒトツ身にしみないんだけど、それでもウダツのあがらない、くすぶった主人公の弱弱しい精神描写と、凶悪だけどモロい相方の揺らぎ...
東野 圭吾
集英社 (2008年04月18日)
東野圭吾の、ピカレスク系短編集。多少の笑いと多少のシニカルな味付けと。やっぱこの人は長編の方が腰が据わっていい感じだと思う。暇つぶし用ってとこかなー。
Fabulosos Cadillacs
Sony International (2009年01月27日)
音楽
おおぉ来た来た!もう解散して次は無いと思ってたLFCのニューアルバム。っつっても半分以上がセルフカバーまたはカバー曲。Should I Stay or Should I Goとかが意外。 ハイテンションで知られた名曲Matadorなんかは、スクラッチ入りまくりでえらく別方向にアレンジ...
横山 秀夫
文藝春秋 (1998年10月)
警察人事系ミステリ風組織処世術。 なにこの中間管理職のハートを射抜くテーマ。着眼点が新しいですよ。
あずま きよひこ
メディアワークス (2003年08月27日)
漫画
あずまんが大王のあずまきよひこ氏作品。相変わらずなにこの独特の時間の流れ方。すげー和むんですが。一気に1〜5巻まで通読。嗚呼ホノボノ。
今野 敏
講談社 (2002年09月13日)
この今野敏氏の小説は本作がたぶん初読。一応シリーズモノのノ第二作目らしいけど、コレ単体でも読めますよ。 なんか科特チームの面々、ゴレンジャー張りのカラフルなキャラ立ちまくり人間勢ぞろいって感じだが、あんまし本作だけだとそれほど目立った判り易い活躍...
リリー・フランキー
扶桑社 (2005年06月28日)
もうね、オカン話は突っ込みようも批評のしようも持ち上げようも無いんですよ。 なんつーか、ストレートな「ええ話」がガツンと来ます。小説としては反則技だけど、読み物としてはこれほどの直球は無いです。 ちょっとオカンにメールでも書こう・・・。
チャン・ツィイー ロブ・マーシャル
ポニーキャニオン (2006年07月05日)
洋画
メモリーズ・オブ・芸者。一昔前の「日本っぽい異世界」が舞台になったファンタジーと思って観ればソコソコ面白いのかもね。 映像や衣装とか、見た目で楽しめる要素はあるんだけど、映画としては何となく華が無いような。
池波 正太郎
新潮社 (2003年05月)
剣客商売外伝。 題材としてどろどろ暗くなりそうな話なんだけど、結構軽快なノリだったする。 相変わらず微笑ましい人物描写が良い。
集英社 (1998年05月20日)
世代が違うんだが、育ったロケーションが近いため、非常に親近感を感じつつ軽く読んだ。 若いってことは純粋にバカでアホであるべきなんだろうな。アホでよかった。
浅倉 卓弥
宝島社 (2004年01月)
ミステリーっつーか、SFなのか。「今あいに行きます」も同じ系統。 これがデビュー作とは到底思えない、緻密な描写と物語の運び方。使い古されたネタというか題材っぽいんだけど、それなりに読後感もいい感じ。
浅田 次郎
徳間書店 (1997年06月)
ずるいな、浅田次郎。なんか泣き所のツボを熟知してる。読んでて、為されるがままに泣き所経絡秘孔を一方的に突かれてく具合。 それにしても昔の日本の描写が見事。なんか闇市のおっさんの臭いだとか雨の泥臭い臭いだとかも漂ってくるし。 でもなんとなく男対象の...
宮部 みゆき
新潮社 (1998年01月)
先月読んだ白夜行と結構被ったような。視点は違うけど、どーしよーもない悲劇と、それに抵抗して生きてく人の人生譚っつーか。 それでもこの人の語り方は上手いなぁ。
村上 春樹
新潮社 (1997年09月)
再読。村上春樹の小説はどれも好きなんだけど、ねじまき鳥は第二部あたりまでかな、のめり込めるのは。世界の終り〜、羊三部作とかと比べると、相変わらずのフワフワな世界観が心地いいんだけど、どーも後半の話の落としドコロがイマヒトツな感じかも。 それでもそ...
G. ガルシア=マルケス Gabriel Garc´ia M´arquez
新潮社 (1997年11月)
「百年の孤独」とゆーどーしようもなくカッコいい作品で世界に名を知られるマルケスの作品、「予告された殺人の記録:Cronica de una muerte anunciada」。こいつもタイトルからしてカッコ良すぎ。マコンド世界作品は人物名がワケ分からんので実は全部読んでないんだ...
集英社 (2002年05月17日)
この作家さんの小説って読んだことが無かったんだが、非常に楽しめた。すげー楽しめた。 物語が20年にわたって続くんだが、二人の人間とそれを取り巻く様々な人物がとてもよく描けてるなー、と。 しかもこの20年の物語の要である二人の心情が常に隠されてて、読む...
トニー・レオン ウォン・カーウァイ
TCエンタテインメント (2005年04月27日)
かつて好きな監督ウォン・カーワイ、とゆーより、撮影監督ドイルさんの映像が昔の作品でグッときてたんだが、相変わらず素敵な映像。美しいですよ、あらゆる構図が、色使いが。 でもストーリー運びが冗長すぎて途中で睡魔に襲われた。 はっきり言ってキムタクさん...
ブルーノ・ガンツ ベルント・アイヒンガー オリヴァー・ヒルシュビーゲル
日活 (2006年01月14日)
「Der Untergang」。スペイン語題は「CAIDOS」。ヒトラーと愉快な仲間たちの最期の12日間。 これは重い。そして凄い。 これまで聞きかじった第三帝国の首脳陣の人物描写がとにかくリアル。ゲッペルスとか「ああ、こんな感じ。そうそう」とか納得したり。 ヒトラー...
プラスティリーナ・モッシュ プラスティリーナ・モッシュ
EMIミュージック・ジャパン (1998年10月07日)
もう随分前に出たアルバムだけど、未だに引っ張り出して聴く一枚。90年代の終わりに、メキシコから一部世間を賑わした、よく判らない二人組み。Funk、Techno、アンビエント、60年代テイストにCafe Del Marな雰囲気を混ぜこぜにした様な一枚。とにかく統一性の欠片も...
ASIAN KUNG-FU GENERATION 後藤正文
キューンレコード (2004年10月20日)
殆ど日本の情報が入んない世界に住んでるんで、何の前情報もなく、友達に薦められるままに聴いたんだが、キタコレ。この乾いたギターのリフの繋ぎと、分かりやすいメロディーの組み立て、ツボですよ。相変わらず歌詞とか何言ってるのかサッパリだが、あんまし関係な...
天野 芳太郎
中央公論社 (1983年01月)
もう絶版かもしれんが、中南米に生きる日本人として、コレは読め!んで、ペルーのリマの天野博物館に行って、その残した功績に咽び泣け!いや、スゲーって、想像を絶する人生と、天野氏のバイタリティー。この時代の人には、絶対に敵わないと思えさせる凄まじい行動...
ナムコ (2005年03月31日)
GAME
うは。もう付いて行けん・・。技とか覚えられんよ。 でも小一時間の時間つぶしには重宝する一本だな。可もなく不可もなく。
新潮社 (1971年07月)
読み始めは、とにかく「うわー、長そう。読みずらいし、人物掴めねぇーよ」と毎回、山本周五郎の長編に手を出すたびに思うんだが、これも同様。序盤、流れに乗るまでは正直きつかった。 でもね、一度、主水正に感情移入(しにくいけど)した時点から、展開にスイス...
福井 晴敏
講談社 (2001年06月15日)
これも「川の深さは」(だっけ?)も「亡国のイージス」も、燻ったオッサン大活劇な具合の展開が相変わらずなんだが、結構好きだったりする。お約束で凄腕の剃刀のような工作員やらスパイやらを交えて、日本の崖っぷち度合いと個々人の切羽詰り具合をシンクロさせな...
ナムコ (2004年10月21日)
ムービー長いって。ただ単に空中戦、ドッグファイトを楽しみたいんですが。 ストーリーはいいから、シンプルに素敵に軽快にドッグファイトを楽しめるオプションを用意して欲しかったな。 そこそこ楽しいミッションはあるんだけど、遊ぶまでに時間が掛かるので、手...
片山 恭一
小学館 (2001年03月)
どっちかとゆーと、苦手な部類の本なんで、敬遠してましたが、人に借りて読みましたよ。年甲斐もなく。 実質3時間程度で一気に読める内容。評価としては、その3時間を有意義に過ごせる、といった程度かなー。面白いのは面白いけど、二人とも存在が希薄な感じがして...
新潮社 (1982年06月)
池波正太郎の描く江戸話は、あくまでも身の丈の世界、んでもってゴテゴテした装飾やら内面の描写やらを取っ払った、客観的な話の展開。短い言葉のやり取りが、下手な説明を付け加えていない分、すんなりと臨場感をかもし出してるし。 時代は江戸ながら、まさに現代...
講談社 (1996年07月13日)
普通に面白い。普通に痛快に楽しめる。軽快に爽やかにさらっと書き下されたような推理と人情と義侠が入り混じって絶妙のバランスな感じ。ごてごてと書き綴るより、この軽快なタッチでさらっとストーリーを展開するってのはすげー力量だなー。
Illya Kuryaki
Universal Int'l (2008年01月29日)
いりやくりやきあんどばるでらます。略称IKV。俺的にラテン変態ミクスチャーの旗手、底抜けにバカで狂おしいほどカッチョいいダンテ・スピネッタとエマヌエルの二人を中心としたユニット。 70年代テイストを前面に出しつつ、程よくバカでナイスなテンションが相まっ...
池澤 夏樹
新潮社 (1996年05月)
個人的に池澤夏樹の文体が大好きだ。なんか透き通ってて、蠱惑的で。スティルライフのようなヒンヤリとロジックで進む雰囲気と比較すると、なんとも南国トロピカルな汗が滲み出てくる体感、それがダラダラと読み耽るのに心地よい。多分好き嫌い分かれる長編だろうけ...
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