新聞に日々掲載されるようなミクロな出来事を追いかけても、何が起こっているのか、なぜ起こっているのか、何が問題なのか、立体的な理解が難しいなと感じている方におすすめ。私もそうなので。通史を学ぶことで初めて、ミクロな出来事が大きな流れの中で意味を持って立ち現れてくる。現代と歴史を行き来する中で、理解が深まっていく。だから通史を学ぶことが重要だ、という主張には大いに同意する。
特に面白かったのが
・トルコの歴史と現代 (サルタンになろうとするかのようなエルドアン大統領、政教分離の守護神である軍隊)
中東勢力の複雑さ
・アラブ、ペルシャ、トルコ
・スンニ派、シーア派
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2016年7月28日
- 読了日 : 2016年7月28日
- 本棚登録日 : 2016年7月28日
みんなの感想をみる