大世界史 現代を生きぬく最強の教科書 (文春新書)

著者 :
  • 文藝春秋 (2015年10月20日発売)
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感想 : 14
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新聞に日々掲載されるようなミクロな出来事を追いかけても、何が起こっているのか、なぜ起こっているのか、何が問題なのか、立体的な理解が難しいなと感じている方におすすめ。私もそうなので。通史を学ぶことで初めて、ミクロな出来事が大きな流れの中で意味を持って立ち現れてくる。現代と歴史を行き来する中で、理解が深まっていく。だから通史を学ぶことが重要だ、という主張には大いに同意する。

特に面白かったのが
・トルコの歴史と現代 (サルタンになろうとするかのようなエルドアン大統領、政教分離の守護神である軍隊)

中東勢力の複雑さ
・アラブ、ペルシャ、トルコ
・スンニ派、シーア派

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2016年7月28日
読了日 : 2016年7月28日
本棚登録日 : 2016年7月28日

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