リアルっていうから、主人公である芋虫の描写がリアルなのかと思って、ドキドキしながら読んだけれども。
このリアルは人間関係の描写がリアルってお話だったのです。
ぁんまりにも人間らしすぎて目をそむけて鼻で笑ってしまいそうになりました。
だけど、現代でも学者がカフカを長年にわたり議論し合う理由がここにありました。
カフカ思想、父親へのぎゃくしゅう説の根本か、引き寄せられるようにどんどんと読んでしまいました。
一度は読むことをお勧めする、カフカ作品です。
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- 感想投稿日 : 2009年1月3日
- 本棚登録日 : 2009年1月3日
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コメント 1件
猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2012/09/03