まいごなぼくらの旅ごはん 季節の甘味とふるさとごはん (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2016年5月25日発売)
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感想 : 15

#2。急逝した父の残した食堂風来軒を再開するべく修業しながら移動屋台『旅カフェ風来』を営む早坂颯太。風来軒の常連だった女子大生桜ノ宮ひよりはフードコーディネーターになる勉強しながら颯太を手伝う。同じく常連だった拓蔵は藤乃と暮らすことになり、何十年も連絡をとってない異母弟の勝蔵の様子を見てきてほしいと頼まれた2人は岡山へー

◆不味いパン一生懸命作ってくれたお兄ちゃんに恨みがあったわけじゃないとはいえ何十年も連絡なしの異母兄弟がこんな簡単に打ち解けちゃうのか?って気もするけど…いい友達いて良かったね。

颯太に届いた大学時代の先輩のハガキ。益子に陶芸修業のため引っ越した彼を訪ねようと益子へ向かうと着いたカフェで田端の元から飛び出すマユミと鉢合わせにー

◆益子はちょうど今が陶器祭りなんじゃないかな。器を楽しむ、料理を楽しむレストランやカフェ、本当に素敵♪しかしひよりちゃんパン食べ過ぎ!(笑)この本に出てくる店本当にあるのかなってつい検索しちゃう(笑)女性陣の、食事と仲良くなる感じ、お互いの相手に対する想いが素敵。

風来軒にひよりの母が訪ねてきて、静岡に連れて帰るという。颯太も一緒に家族の元に挨拶に行くと、大家族からは歓迎されたがひとつ提案をされー

◆うんうん。大家族と暮らしててホームシックだったひよりちゃん救ったのが風来軒だったんだもんね。そんなに距離離れてないけど、やっぱり景色とソウルフード、家族の気配ってね。超ー鈍感というか屈託ないひよりちゃんが颯太君のきちんとした態度にちゃんと自覚して進んできたのがいいな- ♪

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年5月16日
読了日 : 2017年5月16日
本棚登録日 : 2017年5月16日

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