セレモニー黒真珠 (ダ・ヴィンチブックス)

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  • メディアファクトリー (2009年3月25日発売)
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セレモニー黒真珠にきて3ヶ月の優秀な派遣・妹尾。21なのに35に見える老け具合いと落着き、水商売をしていたという彼女は「人が死ぬのを待っている」と言ったー【セレモニー黒真珠】他5篇

◆ウェディングの仕事5年やってたのにセレモニーきて5年の先輩笹島の唯一感謝されなかった結婚式とその後の話、もーすんごい嫌!でも、木崎がカッコヨスギるッッ!早く一人前になって笹島さんと上手くいって、妹も兄離れできますよーに♪(* ̄∇ ̄*)

そんで、その笹島さんのおっとこまえなスピーチ、妹尾良かったね-…。つうか「月刊おくやみ」本当にあんのかと検索しちゃったよww私もどうせならイケメンに逝かされたいッッ'`ァ,、ァ(*´Д`*)'`ァ,、ァ「全国美坊主図鑑」てwwいや-…いろんな世界があるもんだww。しかしね、惜しいのは本の挿画がワカマツカオリ。いや、キレイだし憧憬カトマンズにはピッタリだったけど、妹尾も笹島も年より老けて見えるはずなのに、えれぇ若い美人でどっちがどっちかわからんのだもの。

【ネタバレ】祖母の葬儀にきた葬儀屋に憧れて葬儀社に入社した木崎は霊が見える。少し前に合コンをやった磯部の祖母が亡くなった葬儀を執り行うことになったが家の中はひどい有様でー【木崎の秘密】◆音信不通だった妹尾の父が死んだと連絡があったため、木崎が付き添い葬儀に向かったがー【主なき葬儀】◆5年前に「仕事と俺と」で仕事を辞めなかったために結婚を取りやめられそいつのひと月後の結婚式をやったことのある笹島。5年前にそうやって別れた男の妻の葬儀を依頼されー【セレモニー白真珠】

木崎の妹は激しいブラコン。カッコイイお兄ちゃんが結婚したい人がいると聞き、兄の葬儀社が執り行う町会の葬儀に行って彼女を見てやろうと出向くー【あたしのお兄ちゃん】◆東京に転校した野球部の村崎が車にはねられて死んだ。吹奏楽部だった鳥居は東京へ向かうー【はじめてのお葬式】切なかったな-…でも木崎のおかげで最後に少し心残りがとれたろうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2016年10月10日
読了日 : 2016年9月24日
本棚登録日 : 2016年10月10日

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