シゼンのカケラ

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  • 京阪神Lマガジン (2011年10月28日発売)
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感想 : 2
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はさみを持って歩かなくなったのはいつごろだったか・・・思い出している。多分、はさみをカメラに変えたような気も。
若いときから野に咲く草花が大好きで、いつもかばんの中には花バサミかカッターを忍ばせていて、職務質問にあえばきっと疑われるかな・・・と思ったものだ。

みささぎ流家元、片桐功敦氏の本の帯には、持ち物はケータイカメラと花バサミだけ、とあった。
朝日新聞大阪版の連載を書籍化したというこの本は毎回、ひとつの花を採り上げ花の歴史やなりたち、はたまた氏の生活の中のエピソードなど多彩で読んでいて飽きない。

またはさみを持って歩こうか・・・と思う一冊。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセィ
感想投稿日 : 2012年4月24日
読了日 : 2012年4月24日
本棚登録日 : 2012年4月24日

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