Ellecoさん
田島 伸二 A.ラマチャンドラン
Dindigul Bell (2005年10月)
水族館の大亀ガウディが、ふるさとの広い海を夢見て、実際に海に戻ってみると…。 布の絵柄のような挿絵、想像もできたかった顛末。 原発事故の最中に出会った作品だが、この本が30年前に書かれた事にも驚きました。 人間の欲望で環境が壊れ、魚だけでなくすべ...
池内 紀
岩波書店 (2005年09月21日)
人間の紳士と言うとどんなイメージだろうか?森にいる著者が出会った生き物たちの中の紳士とは、いったいどうゆう生きものなのだろうか?ワクワクしながら読んだ。 なるほど、人間のイメージとは全く違う。ムササビ、ヒグマ、キノコ、ぶな、果てはオオカミまでもこ...
松浦 弥太郎
集英社 (2009年10月20日)
この本、読む前は題名の意味がわからなかった。著者は現在「暮らしの手帖」の編集長だが、題名から「本屋」という文字を抜かして見ると最低で最高の生き方がいいんだ、「あの人は真人間でいつも正しい」と思われることの方が辛い、だめな部分が最も魅力的に見えるこ...
パット モーラ ラウル コローン
さえら書房 (2010年02月)
前書き: 「…わたしたちを本の世界にさそってくれる、すべての図書館員に、この本をささげる」 この1節に惹かれ読み進めました。絵本といってもこれは、子どもより図書館員向けかもしれません。 絵は幻想的で綺麗な色つかいです。 図書館員としてこんな出会...
井川 ゆり子
文溪堂 (2003年11月)
レファレンスを受けた絵本 「男の子が図書館に行くと、そこにはたくさんの動物が登場。キリンは長い本、ゾウはでっかい本、ネズミはちっちゃな本…それぞれの特徴にあった絵本を読んでいる図書館の絵本」 レファレンスどおりの内容です。バムケロのように細かな描...
小山 薫堂 ソリマチ アキラ
幻冬舎 (2009年04月)
「よすがら」「なずむ」「しずりゆき」漢字に直すと「終夜」「泥む」「垂り雪」 言葉の後ろに、詩とも小説ともつかない短い文章が並んでいます。 その中に、二人の出会いが図書館という物語があります。 現実的に見れば、この始まりは絶対無い・・・でも、最...
須賀 敦子
筑摩書房 (2001年03月07日)
遠い朝・・・まだ人生の深さなど知らなかった少女時代・・・そして、大人になるまでに読んだ本の思い出をその時代の風景やエピソードを織り交ぜて語っている。単なる本の紹介でなく、その本と自分との関わりを美しい文章で綴られている。 中でも、サンテグジュベリ...
アン・モロウ・リンドバーグ 吉田 健一
新潮社 (1967年07月)
作者は大西洋単独横断飛行の成功者チャールズ・リンドバーグの妻のアン・モロウ・リンドバーグ。 生き方について、非常に説得力のある本です。キーワードは、「孤独」「空間」「捨てる」日々の生活の中で何が大切かを、海辺の貝にヒントを得て語ってくれている。特...
中島 牧子
明日香出版社 (2009年12月07日)
「お金」のこと、きちんと考えていますか。「お金」との付き合い方を101の項目に分けて解説。 チロルチョコを例にした「ドルコスト平均法」など、非常に解りやすいです。 そしてなんと、「感謝されたり褒められたりすること」と「お金をもらうこと」では、脳内の同...
木村 孝
アシェット婦人画報社 (2007年10月)
日本の美しさ、日本語の美しさがギュッと詰まった1冊です。 「縹色(はなだいろ)」という言葉を初めて知りました。 左ページに写真・右ページに解説が付いていて、眺めるだけで楽しめます。 セイジュ
俵 万智
河出書房新社 (1997年05月)
板チョコの包装紙のような表紙の中身は、チョコレートのように甘く、ほろ苦い恋の歌集です。 10年以上前の作品なのに、全く古さを感じさせず、読んだ年齢に応じた楽しみ方のできる作品です。 さて、姉妹編(?)の『わたしのチョコレート革命』もオススメです。...
村上 春樹
新潮社 (2003年06月)
村上春樹の軽いタッチの50のエッセイ。寝る前に読むべし。電車の中で読むも良し。ただし思わずニヤッと笑ってしまうから気をつけるべし。中でも、「柿ピー問題の根は深い」「にんじんさん」は大笑い。春樹の世界観も身近なところにもあった・・・とへんに感心して...
魏徳聖 岡本 悠馬
徳間書店 (2009年12月17日)
「海角7號」は日本統治下にあった台湾最南の町、恒春を指します(高雄州恒春郡海角七番地と表記)。 この地でかつて日本の終戦と同時に、日本人教師と「小島友子」という台湾人生徒との恋が終わりを迎えました。引き上げ船の中で、日本人教師が彼女に宛てた7通の...
冨田 伊織
小学館 (2009年10月15日)
軟骨を青・硬骨を赤に染める技術で浮かび上がる骨格標本の写真集です。 初めて手にしたときは、あまりの美しさにホンモノの骨とは思えませんでした。 かつて命のあった生物たちだと思うと、複雑な気持ちになりますが、それでも目が離せなくなる不思議な魅力のある...
木坂 涼
理論社 (2005年04月)
「・・・小さな虫にあいさつしたら・・・」 意外すぎるこの続きに、ページをめくる手が止まってしまいます。 まさに刺繍のような詩集です。 たった数行の言葉の背景に、どんなドラマがあるのかと、想像してしまいます。 平凡な日常なんて無いことを実感した...
森谷 明子
東京創元社 (2005年03月01日)
主人公が勤める秋葉図書館で起こる不思議な事件の物語。 一つ一つの謎が解けた時、関わった人たちの思いに触れて、温かい気持ちになります。 秋葉図書館が何故、れんげ野原のまんなかなのか・・・これにも理由があるのです。 この本を読みながら、思い出す図書...
ステファノ・フォン・ロー 岩田 明子
三修社 (2008年10月30日)
五十音村の住人が、小さい「っ」は音はないし役に立たないと非難します それを聞いた「っ」は落ち込んで、どこかに消えてしまいます。その日から 新聞 雑誌 言葉から「っ」が消えてしまいました。 「っ」が消えてしまったら、言葉は成り立ちません。さあどうな...
林 完次
中央公論新社 (2007年02月)
ライトアップされた都会の夜景に、月や星が存在感を示します。 八ヶ岳の夕暮れもとても幻想的です! 空気が澄んで、星空が美しくなるこれからの季節、ゆっくりと空を眺めるのにオススメです。 でも、もしネオンが消えたら、もっともっと美しい東京の夜景が...
ベンジャミン ホフ E.H. シェパード
講談社 (1998年07月)
「タオ」というのは老子の教え・・・といえばむずかしいけど、だれでも知ってる「くまのプーさん」のことだよ・・といえばわかりやすい。 プーさん大好きのわたしとしては、絵本をはじめて読んだときから、何か惹かれるものがあったのは、これだったのか、とこの本...
エレノア・ファージョン エドワード アーディゾーニ
こぐま社 (1996年10月25日)
イギリスの作家フアージョンの小さな詩と挿絵で書かれた小さな絵本です。つましく一人で暮らしているマローンおばさんのところにきずついた動物 たちが来て「あんたの居場所ぐらいここにあるよ」と優しく迎えてくれます。思いやりと優しさがいっぱい短い詩の中に凝...
春口 裕子
双葉社 (2008年01月)
「便所飯」という言葉をご存知でしょうか。 学生食堂や社員食堂で一緒に食事をする相手がいない時トイレで食事をとることだそうです。「友達のいない人と思われたくない」心理があるようです。 もしそれが、意図して1人になるように仕向けられたら・・・ この短...
清野 とおる
Bbmfマガジン (2009年06月16日)
そのまんまのタイトルですが、1冊丸ごと「赤羽」について書いてあります。とは言っても、ガイドブックではありません。 作者が出会った人や、出来事について書いてあるエッセイ漫画です。 第1巻は、ある居酒屋について詳しく書いてありますが、赤羽にはまだまだ...
やまはた のりこ
東京地図出版 (2008年08月)
奥さーん!今夜のおかずもう一品あったらなー・・・・と思う時ありませんか? そんな時この本を開いてください。酒飲みに良し、酒飲まなくてもよし、作り方もシンプルに一行で出来ちゃう・ この本の中の「かえし」わたしもつくってます。 ちゃちゃ
椰月 美智子
幻冬舎 (2008年05月)
アラフォーと呼ばれる世代が中学生だった頃の物語です。 主人公の苛立ちすらも、正しい反抗期の姿に見えます。 本当にリアル過ぎて、なんだか、気恥ずかしい。でも、読後は、主人公と一緒に成長したような気持ちが味わえます。まるで、中学時代を追体験したような...
佐谷 恭
情報センター出版局 (2008年09月27日)
東南アジアではお馴染みの「パクチー」 日本ではこれをメーンにした<料理本>は、お目にかかることがありませんでした。 この本は、レシピだけでなく【育て方】や【香りの成分】など、さらに踏み込んだ1冊!です みなさんの知っているレシピはどれだけあり...
北村 薫 おーなり 由子
新潮社 (1999年08月)
小学3年生のさきちゃんとお母さんの日常が淡々と描かれている物語です。 友達の様な関係の2人ですが、お母さんは時々さきちゃんの未来に思いを馳せます。 「あるあるこんなこと・・・」小学3年生って不思議な時間ですね。 クスっと笑い、ホロリと切なくなる物...
手塚 治虫
光文社 (1996年09月)
偉大なる手塚治虫氏 子供のこと未来のこと自然のことを優しい言葉で書いたエッセイです。 子育て中の方必見です。手塚治虫の漫画読んでない人も為になります。 ちゃちゃ
板倉 聖宣
仮説社 (2000年08月)
絵柄によって文化や宗教を分類しているのが面白い1冊です。 十字架を選ぶ国には、共通の傾向があるらしいのです。 中東の国々で三日月が好まれるのにも理由があるのだそう(この理由になんだか感動しました)。 国旗を通してそれぞれの国と地域の価値観や背景...
小路 幸也
集英社 (2006年04月26日)
ミステリーではありながら、誰かを思う優しさが心地よい物語。 台詞が飛び交うシーンが多く、キャスティングを考えながら読むのも楽しみです。おばあちゃんは、あの女優かなぁ・・・みたいに。 また、「古本屋とカフェ」この設定も素敵です。街散策しながら、どこ...
江本 勝
サンマーク出版 (2001年11月)
黒いコートに雪が落ちてくると、雪の結晶が見えます。美しい六角形だったと思います。 水の研究者である著者は、結晶を写真に撮りました。きれいに整った結晶、歪んだ結晶、そして結晶にならなかった水。この違いはいったい何か・・・科学のジャンルでありながら「...
宮本 浩次
集英社 (2002年05月)
人気バンド・エレファントカシマシのヴォーカル宮本浩次氏のエッセイ。 以前、東京都北区赤羽近辺に住んでいたという彼の、散歩の記録でもあります。 北区や近隣区にお住まいの方には馴染みの風景が沢山出てきます。ガイドブックには載らないかもしれない、本当に...
近藤 薫美子
アリス館 (1998年06月)
野原の静かな日常の音が聞こえて来る気がする…賑やかで見所満載のお話です。 一方、「食物連鎖」「死の教育(デスエデュケーション)」「成長」色々な切口から考えさせられた1冊でもあります。セイジュ
横山 秀夫
講談社 (2002年09月05日)
いよいよ目前に迫ってきた「裁判員制度」 選ばれた方も、そうでない方も読んでいただきたい1冊です。 ニュースを目にするたびに、私達は自然と「犯人=悪人」という考えに陥いります。 ですが、その背景までも知った上で「悪人」と思うのでしょうか? ...
水野 宗徳
泰文堂 (2006年11月)
表紙むきだしで電車では読めないかもしれない…。ウォーターボーイズ系のお話で笑えますが、ラストは涙がこぼれてしまいました。青春っていいね。この本と出合えてよかった!紹介してくださった方に感謝です。(YA)
いせ ひでこ
理論社 (2006年09月)
新春レビューにふさわしい絵本です。S図書館主任ご推薦。読んで私もご推薦。周りのスタッフも。じーんとしながらも心が温かくなります。図書館員必読。物を大切にする心は、エコにも繋がります。環境の企画展示にも並べちゃおうかな? 今年初の中学ブックトークに使...
池田 晶子
毎日新聞社 (2007年06月29日)
今年の初め急逝した著者。哲学と聞くと難しい印象ですが、これ感覚的に「てつがく」と言ってもいい位わかりやすく日常の中で考える大切さを教えてくれます。春 夏 秋 冬と分けて著者独特の語り口で語られている哲学エッセイです。その中で、「夏休みは輝く」はリ...
さだ まさし
幻冬舎 (2004年12月)
さだまさしのファンとしては、小説も読むべしと思い、初めて読みました。小説だけど散文詩のような美しい文章に魅せられました「神田のお龍」こと咲子の母のかっこいい生きかたにも感動。最後に「献体」という問題提起もあって、泣けます。 HS
ライナー チムニク Reiner Zimnik
パロル舎 (2000年12月)
むかし むかしで始まる大人の絵本。言葉はシンプルで絵も黒の線描ですっきりだけど、中味は考えさせる。ここではないもっといいところを求めたがる人間の本性をグサリとやられるような・・・・・。 HS
辰巳 浜子
中央公論新社 (2002年09月)
一生のうちで何冊か座右の本にしたいと思う本に出会う。この本もだいぶ前に出会った本だが、わたしのバイブル的本です。「いのちを支えるスープ」の著者辰巳芳子のお母さんの本で、人の体を労わりながら食を考える。それぞれの季節の旬のものを食べる、土に育ったも...
沢木 耕太郎
暮しの手帖社 (2001年11月)
旅をするように映画を観る。なるほど、「ありえたかもしれない人生」「使われなかった人生」を映画を観ることによって、自分の夢や想像を膨らませてくれる。映画とは、そうゆうものなのか、とこの本を読んで感じる。単なる映画評ではなく、映画の1ファンとして映画...
黒田 六彦 長谷川 義史
BL出版 (2007年01月)
みどパン=緑のパンツのこと。バッテリーとは一味違う二人のスポ魂。二人が走り出すのには深いお話があるのです。スポーツが絡むと一気に読んでしまいます。(体育会系の母)
倉科 昌高
ピエブックス (2004年12月)
モノトーンのドードーの表情にページをめくりました。温かなタッチの動物がたくさん登場します。読み終えてこの動物はもう地球にいないことに気がつくと、生物の絶滅の重さにやりきれなくなりました。君たちと会いたかったよ!!「海をかえして」「たすけて」も紹介...
やまだ うたこ
偕成社 (2002年09月)
お菓子作りが大好きなチェリーが、お菓子コンテストに出場しようとエントリーします。 ある日、いつものように甘くて大好きなリンゴのケーキを焼いてテーブルに置いておくと、ネズミの家族がぱくり、そして一言。 「なんてまずいケーキなんだ!」 チェリーは...
あべ 弘士
クレヨンハウス (2005年08月)
25年間旭山動物園で飼育係をしていた絵本作家でもあるあべ弘士さんの書いた本で「獅子」(ライオン)ではじまり最後「人」で終わる辞典。辞典と言っても動物の説明をしているのではなくて、ライオン石鹸という名がでてきたり、地震と動物、「ヒト」が「ひと」にな...
クラフト・エヴィング商會
平凡社 (2002年02月)
ここには、月光を売る怪人・小さな音楽をつくる才人・チョッキのメニューを差し出す料理人など、ちょっと変わった職業の人たちが紹介されています。 私が特に好きなのは、冬眠図書館のシチュー当番です。小さな森に囲まれた深夜開館の冬限定図書館で、コーヒーとパ...
レイチェル・L. カーソン Rachel L. Carson
新潮社 (1996年07月)
薄い本だけど、中味の濃い本です。「沈黙の春」を書いたレイチェル・カーソンの最後のメッセージだそうですが、自然の中の不思議さに目を見張る<センス・オブ・ワンダー>ことは大人は勿論幼い子を育むために必要なんだとこの本は教えてくれます。小さな絵とわかり...
斉藤 洋 杉浦 範茂
講談社 (1987年05月20日)
この本には本当に「まいった」という感じです。子供の本でありながら大人が読んでも面白くて笑っちゃう。野良猫の話しなのか人間の話しなのか読んでいるうちにわからなくなってしまうほど、人間のわたしも勇気をもらいました。野良猫たちにも読ませたい。 続編の「...
新田 次郎
新潮社 (1978年01月)
自然災害の怖さ、集団心理の怖さを描いた山岳小説の傑作。 気象学者でもあった作者の緻密かつ淡々とした文体がもたらす臨場感は、読んでいて体感温度が下がるほどです。(RA)
平井堅
DefSTAR RECORDS (2005年11月23日)
図書館で予約して待つこと8カ月、予約していたことさえ忘れていました。懐かしい歌がさらに懐かしく感じられ、それでも歌のうまさは再認識できました。涙もろい僕には一人で聴きたい逸品です。(YA)
東野 圭吾
文藝春秋 (2006年10月)
犯罪を犯した兄に対する揺れ動く弟の感情。弟を取り巻く周囲の態度の変化。 リアルな文体で綴られていき飽きさせません。(SH)
浦野 啓子
東洋経済新報社 (2006年05月)
「その人の価値は、話す言葉によって決まる」…ごもっともです。若者にもおば様にもお薦めの一冊。(YA)
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