和歌山県立医科大学図書館三葛館の本棚

三葛館一般 913.6||KA

2012年4月から放映されていた「37歳で医者になった僕~研修医純情物語~」の原作著者が医学部に合格するまでを綴った自伝的小説。
37歳で医者になった著者の挑戦は興味深くその生き方に現代の若者の苦悩をも重ねあわせて読み進めてしまいます。
小さいころからの夢で医学部を目指す人もまわり道をして医学部を目指す人も、すでに入学している人にも、同じ職業を志した著者の生き方から何らかの感銘や刺激を受けることでしょう。

和医大OPAC →http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=63779

三葛館医学 498.14||SA

東京医療保健大学学科長の坂本すが先生がご自身の看護における生きかたを語り、看護師をめざす若者にエールを送っている本書。
看護師を将来の職業候補と考えている人にとって仕事や環境がイメージしやすい内容になっています。
和歌山で看護師になり本学附属病院で勤務経験がある著者の半生は、本学をめざす人にとっても、その率直な語り口によって親近感と刺激を与えてくれるでしょう。

和医大OPAC →http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=61450

三葛館医学 498.16||IS

病院のフロアごとの立体マップや各部門の説明、病院スタッフの仕事内容や役割、各診療科の説明などが、イラストや写真とともにわかりやすくまとめられています。
ありそうでなかった病院の解説本は、医療を受ける人はもちろん、医療従事者を志す人にとっても病院をイメージしやすく、親しみやすいものにしてくれるのではないでしょうか。
これから基礎実習がはじまる学部生にもおススメです。

和医大OPAC →http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=61845

三葛館医学 498.14||HA

医療福祉ジャーナリストによる、看護を「見える化」したという本書。
患者インタビューや看護師の座談会、看護現場への密着取材により、看護の実態や問題点が赤裸々に見えてきて、看護師の守備範囲や看護師に必要な心構えなどを知ることができます。

和医大OPAC →http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=57747

三葛館一般 376.8||YA

国公立大学医学部推薦入試で始まった「地域枠」。本学でも「地域医療枠」と「県民医療枠」を設けています。
この「地域枠」は、入学後15年の進路がほぼ決定されてしまうことになりますので、本来は前もって地域医療の現状や求められている人材について理解した上で受験することが必要です。
すでに「地域枠」で入学した人も、これから自分がたどるべき道について本書で理解を深めてはいかがでしょうか。

和医大OPAC →http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=63750

三葛館医学 498.14||MO

「日本のお医者さんとはどのような人なのか」について、データやアンケート調査から解き明かした本書。
現代日本の医師不足や少子高齢化を背景に、過酷な勤務状況といわれるお医者さんはどのような生活をしてどのような考えを持っているのでしょうか。
これからお医者さんをめざす人にとっては気になるところですね。
現代のお医者さんの実態を知り、これから目指す診療科や働き方のスタイルはもちろん、これからの医療について考えるきっかけになるでしょう。

和医大OPAC →http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=63764

三葛館医学 490.4||MI||2

宮崎大学医学生が公募した、患者さん、看護師さん、お医者さんの「心の声」の作品集です。それぞれの立場での思い、意見、批判、お願い、感謝の気持ちなどが綴られ、率直な生の声がひしひしと伝わってきます。
これから医療の世界をめざす人にとっては、現状をみつめ、課題を把握し、切り拓いていくきっかけになる一冊です。

和医大OPAC →http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=42795

三葛館看護 N100||KA

看護の成り立ち、看護師をはじめ、保健師や助産師等の看護関連職の仕事の範囲、看護師の多様な働き方や看護業務の実際、看護師になるにはなど、看護に関する様々な情報がとてもコンパクトにわかりやすくまとめられています。
看護学部を志望する高校生や入学したての大学生におススメの一冊です。

和医大OPAC →http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=47750

三葛館新書 498.14||WA

医学部に入りたい人や入っている人はもちろん、子どもに医者になってほしい保護者の方も、是非この本を読んでください。
一般的に高いと思われている医者の収入のことや医学部の難易度、医者としての適性、これからの医療についてなど、現役のスーパー心臓血管外科医が本音でわかりやすく説いている良書です。
最先端のドクターから未来の医師に向けられたメッセージを受け取りましょう。

和医大OPAC →http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=63692

三葛館医学 498.14||HI

まさにタイトル通り、「看護とはどんな仕事か」が伝わってきて、看護職の幅広い可能性が伺えます。
看護師、国際看護師、助産師、保健師、政治家など、看護に関わる7人がそれぞれの専門職の視点で、看護を志す若者にメッセージを送ってくれています。看護への志がさらに高まること間違いなし!

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三葛館医学 495.7||MI

「いのちが生まれる」現場で撮影されたモノクロの写真集。
いのちが誕生する瞬間のドラマが、やさしくあたたかいメッセージとともに写真で綴られています。
助産師をめざす人はもちろん、人の生命に関わる人は、出産という尊くて力強い人間の営みの記録から感動をもらってください。

和医大OPAC →http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=62693

三葛館医学 490.15||HI

本書は千葉大学で行われた「いのちを考える」という連続講義をまとめたものです。講師の先生方はいずれも終末期医療や緩和ケアにおいて著名な方々で、「いのち」「ホスピス」「死生観」「在宅ケア」「緩和ケア」などについて、学生にわかりやすく講義された内容です。
これから医療に関わろうとする人に「貪欲に学んでほしい」一冊です。

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三葛館看護 N049||NH

NHKの番組「ようこそ先輩」において紙屋克子さんが小学生に向けて行った課外授業をまとめた本書は、看護の心と技術を小学生にもわかりやすい言葉で具体的に示してくれています。医師にはできない看護の仕事や看護の役割を理解し、さらなる可能性とともに看護師という職業の素晴らしさを感じることができるでしょう。

和医大OPAC →http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=34703

三葛館看護 N020||BR

本書は、近代看護を確立したと言われるナイチンゲールの伝記です。児童書の体裁をとりながらも本来の図や写真を使用しており、ナイチンゲールという人物についてわかりやすくコンパクトに知ることができます。看護学では、ナイチンゲールの著書を使用して学習することも多く、現代看護の原点となっています。
手始めに、ナイチンゲールという人物について知り、彼女が実践した看護の精神に触れてみましょう。

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三葛館医学 498.14||NA

看護をとりまく医療における課題を指摘しながら、看護現場の実態といま看護に求められていることを述べています。
未来の看護師としてあなたにできることを考えてみてはいかがでしょうか。

和医大OPAC →http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=52867

三葛館児童書 E||SI

一本の「りんごのき」と「かわいいちびっこ」。
ちびっこがやがて大人になり、年老いていくまでの木とちびっ子のやりとりに、いろいろなことを深く考えさせられます。
読んでいると、家族や友達など周囲の人にも思いを馳せて、うれしくなったり、切なくなったり、感謝したりと、人それぞれ心に感じるものがあるでしょう。
寄り添うこと、与えること、愛についてなど、患者さんやご家族と医療従事者という関係にも重ねあわせて読んで欲しい。

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三葛館医学 490.7||NA

ドキッとする挑発的なタイトルの本書は、2008年度から始まった医学部定員増員政策を「医学部バブル」と称し、警鐘を鳴らしています。
本学でもこの政策が適用されていますが、これからの少子高齢社会における医師のあり方について、本書の論理を鵜呑みにすることなく、広い視点で考えてみる必要がありそうです。

和医大OPAC →http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=59901

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