和歌山県立医科大学図書館三葛館の本棚

三葛館児童書・大型本 E||FA

雪の中に2つのかぶを見つけた子うさぎ。1つはすぐに食べ、もう1つは友だちのところへ「きっと寒さに震えておなかを空かせているだろうから」と心配して持って行ってあげるのですが、他の友だちたちも同じ気持ちで同じことを・・・。友だちを思いやるやさしさにあふれたお話です。
一読すると、まわりの人にたいして忘れてはならない大切な気持ちを、静かに語りかけてくれている気がします。
東日本大震災直後、美智子皇后が被災地に贈られたうちの一冊で、あたたかな思いやりに満ちたお話、ぜひ読んでみてください。
                              (かき)

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三葛館児童書・大型本 E||LO

手紙を一度ももらったことがないと悲しそうにしているがまくん。それをみたかえるくんはがまくんに手紙をかいて・・・。アーノルド・ローベルの有名な作品「おてがみ」です。みなさんも一度は読んだことがあるのではないでしょうか?かえるくんとがまくんの友情に何度読んでも心温まるお話です。「おてがみ」のほか4つのお話が楽しめます。
                               (ゆず)
                            
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三葛館一般 371.4||WA

インターネットが普及し、その便利さを考えるとネットのない生活など考えられないほどの世の中になりました。ネットを通じて友達になったという方も多いでしょう。でもその裏にあるいじめの問題。メールの返信は5分以内にしなければ仲間はずれ、不幸のメールや悪質な悪口メール、性犯罪を助長するような動画など、その嫌がらせの内容やいじめ方の巧みさは想像をはるかに超えています。それが子どもたちの間で起こっているのだとしたら、大人はどうすればいいのか。だれもがネットでつながれる時代、私には関係ない、そんなの知らないふりをしていればいい、そうはいえないと思います。
                              (ゆず)
                               
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三葛館児童書・大型本 E||GI

レアとロビンはいちばんの友達どうし。ロビンは病気のために入院したレアを毎日見舞います。レアにとってもロビンのお見舞いは何よりもうれしいことでした。
病気が治ってほしいという願いは届かずレアは亡くなってしまいます。辛いお話ですが、友達を想い、また想われ、というシンプルでありながら強く優しい気持ちでつながる二人の友情。それが感じられる一冊です。
                               (ゆず)
                               
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三葛館児童書・大型本 E||MU

「みんなにはいいところがたくさんあるのに、自分には何のとりえもない」と落ち込むホシガラスのカーくん。けれど、そんな思いとは反対に、森の仲間たちはカーくんのことをとてもすてきで大切な存在だと思っていて・・・
美しい挿絵とほっこりとするお話で、読み終えるととても暖かな気持ちになります。
そして、わたしたちにもそれぞれに個性や長所があって、ひとりひとりがかけがえのない大切な存在なんだということに改めて気づきます。
                              (かき)

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三葛館新書 371.4||KO

本書のまえがきに「便所めし」のことが書かれています。便所めしとは一緒に昼食を食べる友達がおらず、友達がいないということを知られるのも恥ずかしいのでトイレの個室に入り一人でご飯を食べるということ。
友達がいないことを恥ずかしく思う人もいますが、一人が好きな人もいるでしょう。
文学作品などを通してみる友達がいないという友達観とは。
                               (ゆず)
                               
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三葛新書371.4||TA

孤独という言葉には、どうしても暗い、寂しいなどネガティブなイメージがつきまといます。
しかし筆者曰く孤独力とはそうしたものではなく、「他人や社会に依存することなく、ひとりになることができる力」のことだそうです。
そして現代社会は様々な方法で他人と繋がらざるを得ない状況になっています。誰かと繋がることに疲れた方もいらっしゃるのではないのでしょうか。みなさんも集団から少し離れて、孤独力で自立した個を手に入れてみませんか?
                              (うめ)

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三葛館新書 367.6||DO
 
仲間はずれにならないように苦しいほどに空気を読み、携帯メールがきたらすぐに返信しなければといつも緊張しているなど、若者たちが生み出す生きにくさを感じる時代。
空気を読むことも、メール返信も本来なら人間関係を円滑にするためのもののはずなのに、それを気にしすぎるあまり、本末転倒になってしまっている気がします。そうなってしまうのはなぜなのでしょうか?
                              (ゆず)

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三葛館一般 913.6||CH

主人公は京都に住む29歳の女性イラストレーター。恋愛もゆるくたしなみつつ仕事も順調だが、何かが足りない日々。そこへ7年ぶりに現れた学生時代の先輩。同じ価値観同士・普段は悪態を付きあいつつも、ピンチのときは必ず助けてくれる。女性関係にだらしない彼だが、彼女にとって心許せる唯一の人になっていく。これは愛なのか、それとも友情なのか・・・。
テンポのいい会話、豊富な語彙を駆使しつつも涼やかで流れるような文章表現がとても魅力的です。
時折、風情の残る京都の町並みを感じることもでき、ストーリーにも引き込まれながらいっきに読み進みます。
甘さと苦さが同居する・ちょっと大人の恋愛と友情のストーリーを、あなたもぜひ。
                              (かき)

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三葛館一般 361.45||MA

いろいろな場面で、友達とトラブルが起きた時に、どう対応すればベストなのかを学べる一冊。マンガでシュミレーションされているのでとても読みやすく、コミック本を読んでいる気分で、気軽に読み進めることができます。
物語はすべて中高生を描写していますが、大学生のみなさんが友だち関係を勉強するのはもちろん、職場の人間関係や家族間のコミュニケーション術としても幅広く使えそうです。
本書を参考にして、友達関係や人間関係をより素敵なものにしましょう!
                              (かき)

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三葛館一般 913.68||KA

派遣社員として働く女性たちの、友達同士や恋愛をめぐって繰り広げられる個性豊かな5つの短編小説集。友だち同士のさわやかな読後感のお話だったり、スリルを感じるお話もあったりと、とても楽しく読み進められます。
一口に「女友達」と言っても、恋人より深い付き合いだったり、互いに牽制しあってたり・・・正直面倒くさいなと思うこともあるけれど、何かあったとき頼りになる、切っても切れなくて大切なものなんだと改めて気づかせてくれます。
                              (かき)

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三葛一般158||KA

男女・師弟・夫婦・上司と部下の友情ってどんなものなのでしょうか?
大人の友情とはどんなものだと思いますか?
臨床心理士としても、活躍されていた河合隼雄氏が豊富な経験や文学作品を紹介しながら、優しい言葉で、私たちに友情について語りかけてきてくれます。正解のない友達関係に悩んだとき、おすすめしたい1冊です。
                              (うめ)

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三葛館一般 361.45||HA

「なんでわかってくれないの!」とついイライラしてしまう、そんなあなたに、
スムーズな人間関係のための的確なアドバイスがいっぱいです。難しい方法ではなく、簡単に実践できそうな方法でよりよい友達関係を築くヒントにもなるはずです。
自分の話しを聴く姿勢、話し方、伝え方を振り返ってみるのもいいですね。心理テストもついています。
                              (ゆず)

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三葛一般361.4||FL
友情とは、一緒に問題を解決してくれるだけでなく、困難にも立ち向かい、夢まで実現させてくれるなど、様々な効果があるそうです。なんと、友だちのおかげで長生きするということも、紹介されています!友だちが及ぼす影響と、その存在の大切さを再認識することができる1冊です

                              (うめ)

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三葛館一般 361.6||TA

コモディティとは経済学で「どのメーカーの製品を買ってもたいした差がない成熟した商品」(本書はじめにより)のことをいうそうです。そうなるとより安くいい物を求めるのと同じで、人間もより安い賃金で仕事のできる人のほうへといってしまう。物だけでなく人間でさえコモディティと化してきているこの時代に必要なのはどんな仲間なのでしょうか?
                              (ゆず)

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