一通の新聞にそれぞれ内容の異なる3本の記事が掲載されていた。生き馬の目を抜く政治の中で、総理が語る「正義」は、その3本の記事の見えなかった相関関係に絡みとられていく。
主人公は天才内閣調査官と記者。二人の因縁と成長も描かれたくましくそれぞれの正義を貫こうとする。総理が織田信長、首席秘書官が藤吉郎、官房長官が光秀、調査官が蘭丸なのであれば、いつかは家康を描いた話もして欲しいなぁとハゲタカのような続編を期待してしまう。直木賞候補になったが直木賞を取れなかったこの作品。それでも抜群に面白いです。
レビュー登録日 : 2012年02月21日
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